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おんな城主 直虎「第17回 消された種子島」のネタバレとあらすじと感想。

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戦国の世、戦や計略で領主が次々となくなった遠州・井伊家。

出家した尼姫・次郎法師(柴咲コウさん)は、お家のために分家の幼い男子が継ぐまでの間、城主・直虎として立ち上がったのでした。

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そんなこんなで、2017年4月30日放送の「おんな城主 直虎」の第17回「消された種子島」のネタバレとあらすじと感想です。

目次

サブタイトルは?

2017年4月30日放送、第17回のサブタイトルは「消された種子島」です。

今回のサブタイトルは、「消された種子島」と言うことですが、「007 消されたライセンス」が元ネタなんですかね?

前回第16回のサブタイトルは「綿毛の案」でした。第16回を見逃した方は、是非、「第16回 綿毛の案」のネタバレとあらすじと感想をご覧下さい。

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種子島を量産せよ!

豪商・瀬戸方久(ムロツヨシさん)が取り寄せ、家臣・中野直之(矢本悠馬さん)が実演した種子島。

そのすごい威力に「これは何じゃ!妖術か?」と直虎はびっくりします。

種子島は買うと高い、では領内の鍛冶に作らせれば安く手に入るのではないか?

数日後に鍛冶の村・井平に向かい、鍛冶の五平に頼む直虎。五平は「やってみなければ分かりませぬな」と言いながらも引き受けてくれます。

作るよりも買って欲しい、しかし「詰まるところ、かかりはすべて私持ちではありませぬか?」と困るムロツヨシさんの演技はコミカルで、まっすぐな直虎を演じる柴咲コウさんとの掛け合いが面白いです。

ちなみに、このことはすぐ表情に出る家臣の奥山六左衛門(田中美央さん)と、今川の目付けの小野但馬守政次には、内緒で進められます。

虎松の手習い

種子島は鍛冶に託され、話は直虎のかつての婚約者・直親の息子、虎松(寺田心さん)に移ります。

虎松は5歳、寺で手習い(文字などの勉強さん)を始めました。

寺では、虎松より年上の小野正次の甥や中野直之の弟などいます。領主の跡継ぎの男子は、家臣の子供らと一緒に幼馴染のように育つので、より領主と家臣の絆が深まって行くのでしょうね。

虎松はまだ5歳なので、まわりが手加減していたのですが、それを見た直虎は「それでは勝負にならぬではないか」と手加減を禁じてしまいました。そうすると何をやっても勝てない虎松は面白くないので、寺に行かなくなってしまいました。

寺田心くんの、セリフがほとんどなくても気持ちの伝わる演技は大人顔負けです。

寺に行かなくなった虎松に、直虎は厳しく接します。

しかし虎松の母・しのは「ならば跡継ぎにしていただかなくても結構でございます」、「ご自分で腹を痛めて産めばいかがでしょうか」と、直虎と対立します。

直虎の正確な生年は分かっていませんがこの時、20代後半~30代前半だと推測されます。現代ならばちょうど結婚適齢期ですが、この時代ではもう遅い頃ですね。尼になったのは自分の決断ですが、このセリフにはぐさっと来そうです。

旅の男との再開と、虎松の成長

悩んだ直虎が夜中に散歩をしていると、また例の旅の男(柳楽優弥さん)に会い、「とにかく一度何かで勝たしてやればいいのではないですかね。そうすりゃ勝つことの楽しさも覚えるし、やりゃできるとも思う」と助言をもらいます。

直虎は「それじゃ!」と、またも水筒を忘れて館に帰ってしまいます。再再会のフラグでしょうね。

そして直虎は虎松に五目並べの猛特訓をし、正次の甥・亥之助と対決をします。

直虎は虎松に、必ず勝てる秘策を耳打ちします。

虎松は亥之助に負けても「もう一度!」と諦めません。

直虎の秘策は「絶対に諦めるな。そうすれば負けることはない、いつかは勝てる。」ということだったようです。これはかつて(第3回「おとわ危機一髪」)自分が今川義元の息子・龍王丸との蹴鞠勝負で使った作戦なのでした。

しのも虎松の成長を確認したのか「立派に直親様の跡を継げるように鍛えてやって下さい」と寺の僧・昊天に伝えます。

どうやら直虎は『大好きだった直親の子を立派に育て、この国を継がせたい、そのために自分は父親代わりとなろう』と考えているのではないでしょうか?

消された…けどすぐに戻ってきた種子島

ここで話は、サブタイトルの種子島に戻ってきます。

鍛冶の五平が、種子島がなくなった!と大慌てで館にやってきます。

大騒ぎになる直虎たちですが、すぐに政次とその家臣が現れ「お探しのものはこちらでございますか」と種子島を出します。「このようなものを作らせておるなど、目付けとして黙って見過ごすわけにはいかぬ。」今川から謀反の疑いがあるとされても仕方ない状態であるわけです。

正次は、「後見を降りられよ!」と直虎に迫ります。

正次は今川寄りの目付けとして、直虎や井伊家の家臣たちと対立している構造です。

しかし今川当主と接見するときは、井伊家寄りの態度を示します。

ドラマを見ているだけでは、正次がどう考えているのか分かりにくい表現が多いです。次回「あるいは裏切りという名の鶴」では、その本心がはっきりするのでしょうか?

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