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おんな城主 直虎「第18回 あるいは裏切りという名の鶴」のネタバレとあらすじと感想。

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遠州・井伊谷という大国に囲まれたこの国は、戦や計略で領主が次々と亡くなり、ついに出家した姫と分家の幼い男児のみが残されました。

姫は男児が大きくなるまで国を守ると決意、「おんな城主 直虎」が誕生し、周囲に助けられながら、国を切り盛りします。

2017年5月7日放送、第18回のサブタイトルは「あるいは裏切りという名の鶴」。これは2004年の「あるいは裏切りという名の犬」というフランスの刑事映画の題名が元ネタのようです。はたして「鶴」こと小野政次は、裏切り者なのでしょうか?

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前回の第17回のサブタイトルは「消された種子島」でした。第17回を見逃した方は、是非、「第17回 消された種子島」のネタバレとあらすじと感想をご覧下さい。

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そんなこんなで、2017年5月7日放送の「おんな城主 直虎」の第18回「あるいは裏切りという名の鶴」のネタバレとあらすじと感想です。

目次

方久の作戦

種子島を準備していることを目付けの小野政次(高橋一生さん)に知られ、今川への謀反だと責められる直虎(柴咲コウさん)。「後見を降りればよいのだろう!」と言い放ちます。その代わりに種子島置いていくという約束で、政次と直虎は、今川の本拠地・駿府に向かいます。

すぐに讒言すれば直虎は失脚するのに、「後見を降りれば、種子島のことは見逃す」という政次。政次の真意はどこにあるのでしょうか?

井伊家家臣の豪商・瀬戸方久(ムロツヨシさん)は作戦を閃き、直虎よりも先に駿府へ到着し、今川家当主・氏真(尾上松也さん)に謁見。自分から「銭の犬」と自己紹介するあたり、方久はすごいキャラです。

作りかけの種子島を持参し、出来る目処は立っているので、続きを駿府で作りたい。費用を折半して欲しい、と言って、種子島の製造を氏真に持ちかけたのです。氏真も快く承知します。種子島は『謀反のため』ではなく『今川家へ売り込むため』と話しをすり替え、謀反の疑いなど無かったことにしたのです。お見事!な方久の作戦でした。

揺らぐ三国同盟

直虎が今川家を訪ねた時、亡き今川義元の母、寿桂尼(浅丘ルリ子さん)は病に倒れ臥せています。氏真は「おばば様~」と寿桂尼に頼り切っている様子。

そんな中、武田信玄が、嫡男の武田義信を謀反の疑いで幽閉したという知らせが届きます。義信の妻は、今川氏真の妹。姻戚関係になることで同盟を結んでいましたが、義信が失脚すれば同盟が揺らいでしまいます。

政次という男

そんな折、なつ(山口紗弥加さん)が、井伊家のお館を訪ねてきます。なつは、奥山六左衛門の妹で、政次の弟・元蕃と結婚。しかし戦で夫に先立たれ、今は小野家に身を寄せています。なつは、政次は井伊家と対立することが多いが、それが政次のすべてだと思わないで欲しい、とかばう発言をして館を後にしました。

直虎の母・祐椿尼(財前直見さん)は「政次はなぜ嫁をめとらないのですかね」と疑問を投げかけます。お家を乗っ取るような者は、自分の家を大きくしたいものだが、政次は後見の座を欲しがるわりに、結婚もしないし贅沢もしない、と言います。

直虎は孫子の兵法を学ぶうち「敵を欺くには、まず味方から」という言葉に出会います。政次もそうなのではと考え、南渓和尚に相談します。和尚は「そうであれかしと思うが、わからん」「直盛を裏切ることで、井伊家を守ったのでは」と答えます。直虎は、もしそうなら政次の思いを無にはしない、しかし政次は1つ思い違いをしている、と。

ここまでエピソードが並ぶと、やはり政次の本心は井伊家を守りたいのであろうと感じますね。

亀の墓前で

政次が月明かりの中で、「亀」こと直盛の墓前で井伊家をとりまく情勢を報告。直虎が訪れ「話をしよう」と声をかけます。すると「今更、嫁にもろうて欲しいなどと言うても、願い下げですぞ」とびっくりな発言を!「はあ?!」と直虎。すぐに「戯言です」と返します。いつもツンデレのツンしか出ない政次の、貴重なデレにドキドキです…!

直虎は、種子島がなくなった今、政次ならどうやって国を守る?と訪ねます。「私は直盛の代わりに国を守ると決めた。もしおなごだから守ってやろうというなら、お門違いだ。」と。政次は「私なら、戦わぬ道を探ります」と答えました。大国に囲まれた小さな井伊家は、徹底的に戦いを避けることこそが、生き残る唯一の道だと。

はたして次回は?

今回のサブタイトルは、「あるいは裏切りという名の鶴」でしたが、政次は、今川を欺くために裏切り者を演じていたのでした。

直虎と政次は、男女の間にはならない。しかし当主と家臣として、信頼という絆で結ばれるのではないでしょうか?

そして来週は、「罪と罰」。

旅の男(柳楽優弥さん)が、登場するようです。旅の男は、なんと盗賊の頭でした。

はたしてどのような「罪」を犯すのでしょうか?

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