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軍師官兵衛 第26回「長政初陣」のネタバレとあらすじと感想。

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「軍師官兵衛」は、2014年1月5日から12月21日まで放送された大河ドラマです。

2018年4月からNHK BSプレミアム日曜昼12時から、大河ドラマアンコール枠で再放送しています。

2018年9月23日に放送されたのは、第26回「長政初陣」です。

前回、羽柴秀吉(竹中直人さん)の命で、明智光秀(春風亭小朝さん)に毛利攻めの応援を頼む為、近江坂本城を訪れた黒田官兵衛(岡田准一さん)。

坂本城には朝廷の使者、吉田兼和(堀内正美さん)がいて、正親町天皇が信長の天下になる事に不安を覚えている事を官兵衛に伝えて来ました。

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代わりに光秀、軍師として官兵衛がつく事を望んでいるとの事でした。

官兵衛は返事をせず、考え込むのでした。

一方黒田家では、光(中谷美紀さん)が二人目を妊娠していること分かり、さらに松寿丸が元服。黒田長政(松坂桃李さん)と名乗ることになりました。

毛利攻めに長政も加わり、初陣を果たす事になります。官兵衛は長政の目付け役として、母里太兵衛(速水もこみちさん)をつけました。

前回の第25回「栄華の極み」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第26回「長政初陣」のあらすじと感想です。

目次

初陣にはやる長政

秀吉は毛利との国境を目指し、2万の大軍を西へ進め、備前沼城に入りました。秀吉の本軍は出陣したのに、城に入っただけで動かない官兵衛にしびれを切らした長政は、理由を尋ねます。官兵衛に代わり栗山善助(濱田岳さん)が「此度の戦は形ばかりのもの。すぐに秀吉様もお戻りになられましょう。」と説明。井上九郎右衛門(高橋一生さん)も「焦らずとも戦はこれから。」と言うのでした。

この日、秀吉の養子であり信長の四男である羽柴秀勝(倉本発さん)が初陣を飾り、祝いの宴が催されました。秀勝を横目で見て羨ましがる長政に、善助が「此度の戦は秀勝様が必ず勝つように御膳立てしたもので、誠の戦ではございませぬ。それ故我らは加わらなかったのでございます。」と話しました。

驚く長政に、誠の戦が来た時は誠の手柄を立ててもらうと太兵衛、九郎右衛門は言うのでした。「辛抱せえ。」と笑う黒田兵庫助(植木祥平さん)に、いつまで待てば?とイラつく長政でした。

官兵衛は秀吉に、国境の要となる高松城を調略すれば、他の6つの城はなびくと言い、蜂須賀小六(ピエール瀧さん)と一足先に備中に入ると言います。しばらく形勢をみると知った長政は、何か言いたげでしたが、官兵衛に止められ発言できませんでした。

忠義の士、清水宗治

毛利側の守りの拠点、備中高松城に行った官兵衛と小六は、早速城主の清水宗治(宇梶剛士さん)の「お味方頂ければ、備中、備後の2か国の国主に。」と持ちかけました。

しかし清水は、「それがしが今日あるのは全て毛利家のおかげ。その毛利家より国境を任された以上、城を枕に討死するまで。」と秀吉からの書状を二つに破りました。清水は羽柴軍には到底及ばないと分かっていると言い、「死ぬことがそれがしの役目で、捨て石となって一日でも二日でも毛利領の侵攻を食い止められればそれでいい。」と言い切ります。

「裏切りによって得た国など、また裏切りによって失いましょう。」清水は羽柴からの申し出をきっぱりと断りました。

秀吉の本陣の中庭では、二人の武将が槍の稽古をしていました。長浜のおね(黒木瞳さん)のもとで育った、虎之助改め加藤清正(阿部進之介さん)と市松改め福島正則(石黒英雄さん)でした。長政と三人は再会を喜び、初陣を果たせず気が晴れない長政は、二人の稽古に混ぜてもらい、汗を流しました。

織田は6万の兵で東へ侵攻、甲斐の武田氏を滅ぼしました。諏訪法華寺の本陣で織田信長(江口洋介さん)は、論功行賞で徳川家康には駿河、河尻秀隆と穴山梅雪には甲斐を分かち与えると言いました。昨年の「おんな城主 直虎」では、家康が、亡くなった正室瀬名姫の望みであった駿河を取りに行っていました。

滝川一益(川野太郎さん)には、上野一国と信濃二郡が与えられました。一益は領地より茶器の方が欲しいようでした。

信長のやり方に涙する光秀

森蘭丸(柿澤勇人さん)が、信長の上洛を阻み、甲斐に身を寄せていた六角次郎が、恵林寺にいると信長に知らせてきました。「即刻首をはねる。」と言う信長でしたが、恵林寺の快川和尚(山本學さん)が引き渡しに応じないとの事でした。

引き渡さないなら寺ごと焼き払うよう命じる信長。光秀は「快川和尚は、帝に仏法をお教えする国師。」と信長を引き留め、快川和尚と旧知の仲である自分を遣わせるよう頼みこみました。信長は「六角の首を必ず持って参れ。」と指示し、光秀を向かわせました。

光秀は必死に快川和尚を説得しましたが、拒否されました。

天正10年(1582)4月3日。快川和尚と僧侶たちは山門の二階に閉じ込められ、火をつけられました。「心頭滅却すれば、火もまた自ずから涼し。」と快川和尚と150人余りの僧侶が焼き殺されました。

光秀は焼かれた寺に駆け付け「なぜだ…なぜここまで…。」と言い膝から崩れ落ち泣くのでした。

朝廷は、信長の事を「このまま捨て置いてはならぬな。」とますます警戒を強めるのでした。

怖すぎますね。本願寺にだいぶん手こずった事も影響してか、とても厳しい処分です。本当にこんな事が出来るなんて、信じられないです。

いきなり武功を立てる長政

官兵衛は再び高松城の清水を説得しましたが、清水は、前回の秀吉の書状を毛利側に渡し、報告したと言い、また申し出を拒否しました。

官兵衛は高松城からの帰りに城周りの沼と田の地形を調べ上げ、湿地帯である事を知ります。3年前にも足守川が氾濫し、城の周り一帯が水浸しになったと言うのです。

官兵衛、小六らが攻める手立てを考えていたところ、矢文が撃ちこまれました。毛利の安国寺恵瓊(山路和弘さん)からでした。

官兵衛は恵瓊から「羽柴様と毛利、手を組みませんか?」と持ち掛けられます。秀吉を昔から買っているという恵瓊は、天下を取るのも夢ではないと言います。恵瓊の話を聞きながら官兵衛は、「荒木村重はその手に乗ったわけですな。その挙句、滅びた。私も秀吉様もそこまで愚かではない。同じ轍は踏まない。無駄な戦を避けたいと言うのも本音。」と言い、逆に「安芸、備後、長門、周防の4か国はお約束します。」と持ちかけました。恵瓊は吉川、小早川が承知しないと言うと、戦しかないと言い決裂しました。

備中7つの城のうち、日幡城の上原元将、加茂城の生石中務が要略に応じました。官兵衛は、清水宗治が動かないので、周りを潰し、清水を孤立させる策を秀吉に進言しました。

まずは冠山城、次に宮路山城を攻める事になりました、いよいよ長政の初陣です。光は長政の武運を遠くから祈りました。

冠山城に太兵衛と共に出陣した長政は、加藤清正が一番乗りするのを見て焦ります。そして太兵衛が止めるのも聞かず、突進していきました。一度は地面に倒され殺されかけましたが、太兵衛に助けられ、見事首を取りました。

長政は、秀吉からもお褒めを頂き、官兵衛に喜んで報告しました。しかし「お前は猪か。お前の戦いぶりは猪武者のそれだ。いずれ黒田家を継ぎ大将となるにそれが猪のように突っ走ってどうする?」と官兵衛は長政を褒めませんでした。

官兵衛は「命を粗末にしては何もならぬ、生き残る戦い方を覚えよ。」と言いますが、長政は官兵衛のように調略ではなく、槍働きで武功を上げたいと言うのでした。

どうして褒めてやらないんですかね~。自分も似たようなもんだったのに。おじいちゃんに怒られていましたよね。

善助が、長政が官兵衛に似ている事を指摘すると、官兵衛は否定します。「しかしよくやった。わしは初陣の時、何の役にも立たなかった。しかし長政は見事に兜首をあげた。」と長政がいないところでは褒めていたのでした。

官兵衛は善助に「長政には、太兵衛の姿を見て、己は一人ではない、皆に守られて生きているのだと悟って欲しい。」と太兵衛を長政につけた理由を話しました。官兵衛も昔、武兵衛(永井大さん)、小兵衛(塩見三省さん)親子に命を救われたことがありました。その事を学んで欲しいと思っているんですね。(第5回「死闘の果て」)

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高松城を水攻めに

季節は梅雨を迎え、雨が続いていました。官兵衛は、高松城を中心にすり鉢のようになっている地形を踏まえ、足守川の流れを変えて高松城周りに水の流れを作り、水が城周りから出て行かないよう山と川の間のくぼみに堤を築く策を秀吉に提案。

高松城周りを湖のように囲めば、城から外に出る事が出来ず、兵糧も水浸しに出来る。「これぞ戦わずして勝つ策の最たるもの。」官兵衛は胸を張って秀吉に言いました。

秀吉は「高松城を水攻めじゃ。」と策を採用しました。土を持ってくれば銭を与えると大々的に宣伝し、周りの村人たちから土を持って来るよう頼みました。握り飯もたくさん用意され、村人は喜んで羽柴軍に協力し、堤はみるみるうちに出来上がっていきました。

そんななか、黒田家に14年ぶりに男子が誕生しました。熊之助と名付けられました。

堤が築かれる途中、雷が鳴り、雨が降ってきました。高松城水攻めが着々と進んでいったのでした。

ここで終わりです。

次回、第27回「高松城水攻め」です。

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後藤又兵衛(塚本高史さん)も登場です。


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