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軍師官兵衛 第14回「引き裂かれる姉妹」のネタバレとあらすじと感想。

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「軍師官兵衛」は、2014年1月5日から12月21日まで放送された大河ドラマです。

2018年4月からNHK BSプレミアムの日曜昼12時の大河ドラマアンコール枠で再放送しています。

2018年7月1日に放送されたのは、第14回「引き裂かれる姉妹」です。

前回、播磨入りした羽柴秀吉(竹中直人さん)に、姫路城を献上した黒田(小寺)官兵衛(岡田准一さん)。播磨の地侍たちが秀吉に挨拶をしに続々と姫路城を訪れるなか、城を献上した事で、秀吉から義兄弟の契りをもらった官兵衛の行動に嫉妬をした小寺政職(片岡鶴太郎さん)は、自ら秀吉に挨拶に出向く事を拒否しました。

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竹中半兵衛(谷原章介さん)に浮かれた行動を叱責された官兵衛は、本来の目的であった播磨平定の為に、秀吉から小寺に挨拶に向かわせるよう動きました。

晴れて小寺の許しを得て秀吉と働く事になった官兵衛。播磨平定の仕上げに取り掛かる為、半兵衛と共に福原城攻めを秀吉に任され、織田方の勝利に終わりました。

これで播磨の中で毛利に味方するのは、光(中谷美紀さん)の姉、力(酒井若菜さん)が嫁いだ上月景貞(土井ドンペイさん)が守る上月城のみとなりました。

前回の第13回「小寺はまだか」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第14回「引き裂かれる姉妹」のあらすじと感想です。

目次

山中鹿介登場

官兵衛は、上月景貞に織田方につくよう説得しましたが「今更織田方に寝返る事など出来ぬ。」と拒否され、早々に城から去るよう言われ説得に失敗しました。

身内同士の争いで裏切りを疑われる事を懸念した官兵衛は、秀吉に最前線に向かわせるよう頼みこみ、許しを得ました。

黒田家中では、母里太兵衛(速水もこみちさん)は「身内同士の戦は出来ぬ。」と言い、井上九郎右衛門(高橋一生さん)は「力様を救うのにもその槍が使えるだろう。」と太兵衛を説き伏せました。太兵衛たち家臣は、力とその娘たちだけでも必ず救うと、焦る官兵衛に約束するのでした。

一方、上月に味方していた宇喜多直家(陣内孝則さん)は、官兵衛と上月が相婿であることを面白がり、播磨きっての戦上手の官兵衛の力を試したいと笑いました。

翌朝、上月・宇喜多連合軍を、官兵衛らは急襲しました。が、宇喜多の兵は強く、押され気味になり、押し返そうとするも苦戦していました。

黒田が劣勢になっていたところ、後方から援軍が現れます。槍を振り回しながらやってくる一人の男が、次々と宇喜多軍を倒し宇喜多軍を撤退させると、上月軍も一緒に撤退していきました。

見事な戦いに舌を巻く黒田勢。九郎右衛門はその男が尼子勝久(須田邦裕さん)に仕える山中鹿介(別所哲也さん)だと気づきます。鹿介は、官兵衛の劣勢に備えて半兵衛が呼んでいたのです。

尼子家は、かつては毛利より大きな勢力を持っていましたが、次第に力を増した毛利に滅ぼされ、お家再興を目指し織田方に味方していたのです。

家臣の鹿介は、吉川元春(吉見一豊さん)に捕らえられましたが、厠から抜け出し脱走し、尼子のもとへ戻ったと官兵衛に笑いながら語ります。

官兵衛は上月・宇喜多連合軍との戦いにおける自分の焦りが劣勢を生んだと反省していると鹿介に漏らすと、鹿介は「いずれ立派な武将となる。」と励ましてくれました。

家臣の裏切り

7日後、事態は急変しました。上月の家臣が、主君である上月の首を持って、秀吉に降伏しに現れたのです。首が本人であるかどうかの確認は官兵衛が行い、本人と分かると官兵衛は義姉、力の身を案じ、上月城に乗り込みます。

まさに今自害しようとしていた力を、栗山善助(濱田岳さん)と九郎右衛門が止めに入りました。「生き恥を晒したくない。殿と一緒に!」と言う力を「生きろ!」と必死に説得する官兵衛。二人の娘も泣きながら擦り寄り、我に返った力は自害する事を止めました。

力と二人の娘は黒田家に引き取られ、光は三人を優しく受け入れました。

秀吉は、上月城落城に貢献した尼子勝久に上月城を任せる事にしました。お家再興を願っていた尼子と鹿介は涙を流して喜びました。

一方、安土では織田信長(江口洋介さん)が、荒木村重(田中哲司さん)にお茶を振舞っていました。信長は村重に上月城が落ちた顛末を語ります。村重は「決して裏切りなど!」と自分も謀反が疑われたと思った村重は、むきになって否定するのでした。

信長は、「主君を裏切るような奴は信用出来ぬ。」と言って、秀吉が許していた上月家の家臣を皆殺しにするよう命じたのです。

上月城での信長の仕打ちを聞いた御着の小寺は「織田についていてよかった。」と織田の恐ろしさを改めて実感していました。妹が戦に巻き込まれた櫛橋左京進(金子ノブアキさん)は、小寺の話を、怒りを抑え込みながら聞いていました。何か起こりそうな予感です。

宇喜多の恐ろしさ

官兵衛は、宇喜多直家に呼ばれました。「今頃織田方につくと?」と呆れながら話を聞こうとする官兵衛。宇喜多は、上月の家臣のタイミングの良い裏切りは何故だと思う?と含みのある言い方をして官兵衛に尋ねます。

なんと宇喜多が裏で手を回して、上月の家臣が裏切るよう仕向けたというのです。官兵衛が正々堂々と何故織田方につかない?と聞くと「毛利の手前それは出来ない。毛利を敵に回したくない。秀吉に伝えろ、播磨平定出来たのはわしのおかげだと。」と言ってのけ、官兵衛は怒りに身を震わせるのでした。

姫路に帰って光にも宇喜多の話を聞かせた官兵衛。光も「とても姉上に言えない。」と官兵衛と同じように涙を浮かべながら宇喜多のやり方に怒りを露にするのでした。

宇喜多直家、とんでもない男ですね。戦国時代においてはこれが当たり前なのでしょうか?官兵衛は真正面に生き過ぎていて危なっかしいですが、宇喜多はずる賢過ぎて引いてしまします。この二人は真逆だと思います。

播磨平定の褒美として、信長は秀吉に茶釜を下賜しました。秀吉には初めての茶道具の褒美です。価値は分かりませんでしたが、秀吉は喜んで受け取りました。

姫路城にいた力は、鈴と花という二人の娘を光に預け、「殿と家臣たちの菩提を弔う。」と言って出家しました。

黒田家には、実子の松寿丸(若山耀人さん)を人質に出したものの、後藤又兵衛(松島海斗さん)、鈴と花という子どもたちが光のもとで育つことになりました。

次回、第15回「播磨分断」です。

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