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おんな城主 直虎。「おんな城主 直虎」特別展「戦国!井伊直虎から 直政へ」に行ってきました。

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江戸東京博物館では、その年の大河ドラマの展覧会が、春から夏にかけて行われるのが通例です。

今年は7月4日より、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」特別展「戦国!井伊直虎から 直政へ」が開催されています。

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井伊家と直虎に関する貴重な資料が集まる、またとない機会です!

開催から2週目の平日に行ってきましたので、道のりや混雑具合、展示の様子やおみやげグッズなどをご紹介します。

目次

直虎特別展とは

2017年NHK大河ドラマ
「おんな城主 直虎」特別展「戦国!井伊直虎から 直政へ」

  • 開催期間:2017年7月4日(火)~8月6日(日)
  • 開催場所:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
  • 開館時間:午前9時30分~午後5時30分
  • 観覧料:特別展専用券一般 1,350円(税込)

東京での展示終了後は、下記場所での展示が予定されています。

  • 静岡県立美術館 2017年8月14日(月)~10月12日(木)
  • 彦根城博物館 2017年10月21日(土)~11月28日(火)

中部地方、近畿地方にお住まいの方は、ぜひそちらを!

直虎特別展のある江戸東京博物館へのアクセスと食事は

東京江戸博物館へのアクセスをご紹介します。

両国という場所柄、電車でのアクセスが便利です。

電車

JR両国駅西口から徒歩3分

または営団地下鉄大江戸線両国駅から徒歩1分。エレベーターのあるA3出口が一番近いです。

どちらの駅にも「江戸東京博物館」の出口案内があり、分かりやすいです。

首都高速6号 向島線駒形出口、7号小松川線錦糸町出口より約10分。

駐車場はありますが、有料で台数が少ないとの情報です。目の前にコインパーキングもあります。

ランチ

博物館に1階にイタリアンレストラン、うどん・甘味処、7階に和食処があります。

両国駅前には飲食店がたくさんあり、リーズナブルなランチも多いので、そちらもおすすめです。

いざ!展示会へ

今回は電車、都営地下鉄大江戸線を利用しました。平日の午前中で特に混雑はありません。

A3出口を出て清澄通りを曲がると、東京江戸博物館へのアプローチとなります。

少し進むと右手に徳川家康像がお出迎えです。

s-1.徳川家康像_071717_101220_PM

特別展の看板があり「直虎から直政へ」のポスターでテンションも上がってきます。

s-3.アプローチのポスター_071717_101339_PM

直虎展の入り口をスルーして奥に進んで、少し並んでチケットを購入。観光客らしき外国の方が多いです。外国人のほとんどは、常設展示だけを見学されるようです。

s-7.チケット売り場_071717_102108_PM

いよいよ展示会場へ!エントランスにはドラマ「おんな城主 直虎」のオープニング曲が控えめな音量でかかっており、雰囲気が出ています。また南渓和尚こと小林薫さんによる音声ガイドの貸出もあります。520円(税込)です。

s-5.エントランス_071717_101633_PM

s-8.直虎展示会場入り口_071717_102233_PM

入場すると、まず現在の井伊谷を空撮した写真がどーんと投影されています。

今回の展示は、直虎編の第一章、第二章と、直政編の第三章、第四章に分かれます。

第一章「動乱を超えて~東海の戦国大名と井伊氏~」では、今川家や武田家の貴重な資料。

第二章「遠江の雄~井伊谷の領主として~」では、井伊直盛や直親の木像、龍潭寺の資料、そして直虎関連の書状。

第三章「徳川家康と四天王」では、徳川家康や徳川四天王の肖像画、四天王の鎧兜、刀剣など。

第四章「遠江から近江へ~直政、彦根藩創設への道程~」では、徳川家康が戦った戦場の絵巻物や、井伊家の旗印など

がそれぞれ展示されています。

展示会の感想

まずは、今川や武田の資料。フムフムという感じです。今川に関しては、小京都と謳われた駿府の町が武田信玄により焼き討ちされて、詳しい資料が残っていないのが本当に残念です。

次は井伊家の展示に。

直盛・直親の木像、直親の「青葉の笛」、龍潭寺住職肖像画のコーナーは、なんと撮影可能でした。

直親の木像は、なるほど涼やかなお顔のイケメンですね。

s-10.木像など_071717_102658_PM

青葉の笛は竹で作られ漆で塗られたものでした。

s-9.青葉の笛_071717_102530_PM

ドラマの幼少期のシーンを思い出します。

そして直虎関連の書状へ。直虎の唯一残された花押を見ると、本当に直虎が実在したんだなあと、感慨深いです。

また「匂坂直興書状」が4通あります。これは今川家臣の匂坂氏が、徳政令を催促する祝田村側に、状況を報告した書状です。ざっくりいうと「次郎法師が早く徳政令を実施するよう、小野但馬守に説得させていますので、少し待ってください」という内容。(書状には現代語訳がついているので素人でも大丈夫です。)

ほとんど同じ内容で4通もあるので、「今川の言うことを聞け!」と説得する政次と、応じない頑固な直虎という、ドラマの様子を思い起こしてしまいました。

そして直政編です。徳川四天王の鎧兜や肖像画は、普段それぞれ別の場所に所蔵されていますので、一堂に会する機会は本当に珍しいと思います。鎧兜には四天王それぞれの個性が現れていて興味深いです。

また日本刀の展示も何点かあります。刃紋の美しさも素晴らしいですが、鞘と柄の意匠もデザイン性が高く、おしゃれだなあと感心しました。

赤地に黄金の井桁の、井伊家の旗印もあります。井伊の赤備えと真っ赤な旗印は、絵巻物でも特に目立ち、直政の活躍が伝わります。大河ドラマでは直虎が活躍中ですが、虎松が成長して直政になり、活躍する姿を想像するのも楽しみです。

おみやげコーナー

展示場をあとにすると、おみやげコーナーが。

s-11.お土産売り場、グッズ_071717_102735_PM

直虎展オリジナルグッツがたくさんあります。クリアファイルや絵葉書、メモ帳、マスキングテープなどに、直虎の花押や井桁マークや家紋がデザインされています。

直虎関連の歴史資料もたくさんありました。変わったところで、ダンボール鎧キットも。男の子へのお土産にぴったりかもしれませんね。

私は絵葉書セットとチケットホルダーを購入しました。

s-13.購入したお土産_071717_102844_PM

最後に

私が行ったのは平日ということもあり、そこまで混んではいませんでした。どの展示も興味深く、ゆっくり120分かけて周りました。展示会は開催期日が迫ると混む傾向がありますので、じっくり見たい方はお早めに。

展示会場は作品管理のため、とても寒いです。ぜひ上着を持参することをおすすめします。

徳川家の展示はたまにみかけますが、ここまで井伊家に着目した展示会はありません。ドラマでもポイントとなった資料がたくさんありますので、直虎ファンはぜひ!

そして四天王の鎧と肖像画が揃うことも珍しいと思います。直虎ファンのみならず、徳川ファンにもおすすめの展示会です。

また東京江戸博物館は、常設展もとてもおもしろいです。江戸の文化を様々な展示で紹介しています。両方見ると1日がかりですが、共通チケットもお得ですし、見る価値はあると思いますよ!

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