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いだてん~東京オリムピック噺~でビートたけしさんが熱演中の古今亭志ん生について。
いだてん関連記事2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』は、明治から昭和にかけてのオリンピックドラマ。そしてドラマの進行役は、落語家・古今亭志ん生さんです。昭和35年頃、芸が円熟した70歳の志ん生をビートたけしさんが、弟子入りする前後の20代の頃を森山未來さんが演じています。 昭和の落語名人・古今亭志ん生とは、どんな人生を送った落語家だったのでしょうか? 古今亭志ん生(五代目) 本名:美濃部孝蔵誕生:1890年(明治23年) 6月5日没年:1973年(昭和48年) 9月21日(享年83歳)東京都神田生まれ学歴:... -
いだてん~東京オリムピック噺~第10回「真夏の世の夢」のネタバレとあらすじと感想
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時からNHK総合他にて放送中です。 前回第9回「さらばシベリア鉄道」は、主人公・金栗四三(中村勘九郎さん)らオリンピック日本代表選手団が日本を離れ、8000kmも離れたストックホルムへの道程を描いたお話でした。 新橋から汽車に乗り込んだ日本選手団でしたが、団長である嘉納治五郎(役所広司さん)が手続きの都合で遅れることが分かり、四三たちはがっかりしてしまいます。官人である嘉納は、長期に渡る出張をするためにはたくさんの手続きが... -
いだてん~東京オリムピック噺~の主人公、金栗四三の生涯 その4
いだてん関連記事パリ大会を最後に選手としての第一線を退いた金栗。 故郷熊本に戻り、熊本のマラソンの発展のために尽力します。 故郷熊本に戻り、池部家を継ぐ パリ大会終了後、東京女子師範学校の教師として勤めながらスポーツの普及に力を注いでいましたが、校長と反りが合わず学校を辞め、熊本に戻ることになります。金栗、40歳の時でした。 熊本に戻ると、養子先である資産家の池部家を継ぎ、地元でマラソンの普及に尽力しました。 地元では、オリンピック出場の金栗に、「学校の校長を」という声が上がりました。 しかし、... -
いだてん~東京オリムピック噺~第9回「さらばシベリア鉄道」のネタバレとあらすじと感想
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時からNHK総合他にて放送中です。前回第8回「敵は幾万」は、ストックホルムへ旅立とうとする主人公・金栗四三(中村勘九郎さん)と、四三のために渡航費用工面のために尽力した春野スヤ(綾瀬はるかさん)が嫁に行くまでを、そして同じく代表選手となった三島弥彦(生田斗真さん)が家族からの理解を得てストックホルムへ旅立つまでが描かれたお話でした。 派手な赤ケットを纏い上京した四三の兄・実次(中村獅童さん)は、四三に頼まれたストックホル... -
いだてん~東京オリムピック噺~の主人公、金栗四三の生涯 その3
いだてん関連記事ストックホルム大会を終えた金栗は、すぐに次の大会に向けて気持ちを切り替えます。 しかし、そんな金栗に過酷な試練が待っていました。 ベルリン大会に向けて ストックホルムから帰国した金栗は、すぐに次のベルリン大会に向けての練習を開始、後輩への指導にも力を入れるようになりました。 そんな中、金栗23歳の時、養子の話が持ち上がりました。 金栗に養子の話を持ち込んだ人は、池部幾江という人物で、元は金栗家と親戚関係にありました。 熊本県玉名郡小田村にある大地主・池部家に嫁いだのですが、早くに... -
いだてん~東京オリムピック噺~第8回「敵は幾万」のネタバレとあらすじと感想
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時からNHK総合他にて放送中です。 前回第7回「おかしな二人」は、第5回オリンピックストックホルム大会の代表選手に選ばれた主人公・金栗四三(中村勘九郎さん)と短距離の三島弥彦(生田斗真さん)らが、ストックホルムへ旅立つまでの苦悩の物語でした。 本来ならば、オリンピック参加費用の全ては大日本体育協会が賄うはずだったのですが、会長の嘉納治五郎(役所広司さん)は、辛亥革命で行き場を失った清国の留学生の生活費を賄うために、10万円... -
いだてん~東京オリムピック噺~の主人公、金栗四三の生涯 その2
いだてん関連記事2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公の1人・金栗四三は、第5回オリンピックストックホルム大会の予選会で見事優勝を勝ち取り、代表選手に選ばれました。資金難のため、一度は出場辞退を申し出るのですが、恩師・嘉納治五郎の「黎明の鐘になってくれ」という言葉に感銘を受け、出場を決めました。 しかし、オリンピック初参加の日本勢。 初めてのことばかり、手探り状態で全てにおいて問題だらけ。 金栗の初オリンピックは一体どうなってしまうのでしょうか? ストックホルムへの旅立ち 19... -
いだてん~東京オリムピック噺~の主人公、金栗四三の生涯 その1
いだてん関連記事大阪道頓堀にあるグリコの大きな看板、ご存知ですか?ゴールに走り込んでくるようなあのポーズ、有名ですよね。諸説ありますが、実はあれ、金栗四三がモデルになったと言われているんです。さらに、オリンピックストックホルム大会に出場した金栗四三には、誰も破れないすごい記録があるってご存知でしたか?2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公の一人、金栗四三は、お正月の風物詩、箱根駅伝の創設に尽力したり、「金栗足袋」と呼ばれるマラソンシューズの開発をしたりと様々な逸話・エ... -
いだてん~東京オリムピック噺~第7回「おかしな二人」のネタバレとあらすじと感想
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時からNHK総合他にて放送中です。 前回第6回「お江戸日本橋」は、主人公・金栗四三(中村勘九郎さん)が、オリンピック代表選手としてストックホルム大会に参加する決意を固めるまでのお話でした。 10里もの長距離を走るには普通の足袋では脆すぎる、足袋の改良が必須、と感じた四三は播磨屋足袋店店主・黒坂辛作(ピエール瀧さん)に正直に感想を話し、足袋に対するダメ出しをしてしまいました。その結果、黒坂は激怒し、四三を店から追い出した... -
いだてん~東京オリムピック噺~第6回「お江戸日本橋」のネタバレとあらすじと感想
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時からNHK総合他にて放送中です。 前回第5回「雨ニモマケズ」は、主人公・金栗四三がストックホルム大会予選に出場し、世界記録を22分も更新するという大記録を達成し、一躍時のスターになったお話でした。 1911年11月19日、ストックホルム大会予選会が開かれました。家族からの反対を受け、当初は予選会に参加しない予定で、審判員として参加していた三島弥彦(生田斗真さん)でしたが、選手たちの走りを見ているうちに、いてもたってもいられ... -
いだてん~東京オリムピック噺~第5回「雨ニモマケズ」のネタバレとあらすじと感想
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時からNHK総合他にて放送中です。 前回第4回「小便小僧」は、主人公・金栗四三(中村勘九郎さん)が人生初の本格的なマラソンに挑むお話でした。 四三が所属する東京高等師範学校の長距離走大会において、一年生でありながら3位に入賞し、憧れの嘉納治五郎校長(役所広司さん)にお褒めの言葉を頂き浮かれてしまう四三。 家族にもその感動を伝えようと、本気になれるものが見つかったと手紙を書いたのですが、長兄・実次(中村獅童さん)からの返事... -
いだてん~東京オリムピック噺~第4回「小便小僧」のネタバレとあらすじと感想
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時からNHK総合他にて放送中です。 前回の第3回「冒険世界」は、主人公・金栗四三(中村勘九郎さん)が家族の期待を一心に背負い、合格した東京師範学校に入学するために上京、寮生活をしながら勉強に運動にと頑張る姿が描かれた回でした。 希望していた海軍兵学校受験に身体検査で落ちてしまった四三は、実家で畑仕事を手伝いながら腐っていました。 長兄・実次(中村獅童さん)に諭され、進学することを決意するのですが、四三が希望しているのは... -
いだてん~東京オリムピック噺~ 第3回「冒険世界」のネタバレとあらすじと感想。
いだてん2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中です。 前回の第2回「坊っちゃん」は、主人公・金栗四三(中村勘九郎さん)と、語り手である古今亭志ん生(ビートたけしさん)の生い立ちを描いた回でした。 1891年8月20日、熊本で生まれた四三(子役・久野倫太郎さん)は、体が小さく病弱で、同じく病弱な父に大変心配されて育ちました。 ある時、「有名な嘉納治五郎先生(役所広司さん)に抱っこしてもらえば丈夫になるかも」という迷言を間に受けた父・信彦(田口トモロ... -
いだてん~東京オリムピック噺~ 第2回「坊っちゃん」のネタバレとあらすじと感想。
いだてん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中です。 2019年1月13日に第2回「坊っちゃん」が放送されました。 1959年、東京オリンピック招致目前の東京は、工事の影響で大渋滞。 タクシーで寄席に向かう途中の古今亭志ん生(ビートたけしさん)は、日本橋で大渋滞に巻き込まれていました。 その日、高座で志ん生が語りだしたのは50年前、日本がオリンピックに初参加することになったお噺でした。 1909年、日本人初のIOC(国際オリンピック委員会)委員に選ばれた嘉納治五郎(役所広司さん)は、1912年に開催される第5回オリ... -
いだてん~東京オリムピック噺~ 韋駄天、金栗四三を熱演中の中村勘九郎さんについて。
いだてん関連記事2019年1月6日(日)からスタートした、NHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」。 主人公は、中村勘九郎さん演じる金栗四三と、阿部サダヲさん演じる田畑政治の2人です。 今回は、中村勘九郎さんにスポットを当て、どんな俳優さんなのか詳しく調べてみました。 プロフィール 1981年10月31日生まれ (現在37歳) 東京都出身 血液型 O型 身長 174cm 家族 父:十八代目中村勘三郎さん 母:波野好江さん(七代目中村芝翫の娘) 弟:中村七之助さん 妻:前田愛さん 長男:三代目中村勘太郎くん 次男:二代目中村長... -
いだてん~東京オリムピック噺~ 第1回「夜明け前」のネタバレとあらすじと感想。
いだてん2019年1月6日から始まった大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」。 とうとう始まりましたね。 初っ端からビートたけしさん、小泉今日子さん、後半の主要人物たちが登場する非常に豪華な初回でした。 また、オリンピックファンファーレのようなトランペットから始まる軽快な音楽がオリンピックへ向かう高揚感を感じさせ、聴いているだけでワクワクして元気になるようでした。 歌舞伎の掛け声みたいなのが入るのも粋ですよね、面白かったです。 オープニングは、まるでウルトラマンのように巨大な選手・登場... -
「いだてん~東京オリムピック噺~」の脚本、宮藤官九郎さんのエピソードと期待。
いだてん関連記事2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が1月6日から始まります。 2020年の東京オリンピックを前にしての日本が初めてオリンピックに参加した時から東京にオリンピックを招致するまでのお話を宮藤官九郎さんの脚本で、中村勘九郎さん演じる金栗四三、阿部サダヲさん演じる田畑政治の2人の主役がリレー方式で繋いでいきます。 語り部にはビートたけしさん演じる“落語の神様”古今亭志ん生。 関東大震災や東京大空襲、高度経済成長など、時代の流れにより激しい変貌を遂げていく東京の移り変わりを、美... -
「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公、金栗四三さんと田端政治さんについて。
いだてん関連記事2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、明治45年から昭和39年にかけての近代日本オリンピック・ストーリー。 明治と大正の変わり目の年に、ストックホルムオリンピックに初めて参加した日本人である金栗四三さん。 昭和に入り、戦後復興の旗印として東京オリンピックを実現させた田端政治さん。 この2人の主人公が時代と共にリレーして、日本とオリンピックの関わりを描いていきます。 この金栗四三さんと田端政治さんは、いったいどのような人物なのでしょうか?まとめてみました。 金栗四三... -
「いだてん~東京オリムピック噺~」への期待とあらすじと主要キャスト!
いだてん関連記事2020年、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されますね。 33の様々な競技が行われますが、やはり第1回の古代オリンピックの時代から実施されている陸上競技には注目が集まります。 そして、2019年大河ドラマに選ばれたのは「いだてん~東京オリムピック噺~」。日本が初めてオリンピックに参加したスウェーデンの第5回ストックホルム大会。 マラソン代表となった金栗四三と短距離の三島弥彦は、世界の壁の高さを痛感しました。 前半は金栗四三を中心にストックホルム大会出場への物語と、後編には1964年に...