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麒麟がくる 第5回「伊平治を探せ」のネタバレとあらすじと感想

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2020年大河ドラマ「麒麟がくる」は、NHK総合にて日曜夜8時、BSプレミアムにて午後6時、BS4Kにて朝9時に放送中です。

前回、第4回「尾張潜入指令」は、主人公・明智十兵衛光秀(長谷川博己さん)が、尾張の織田信秀(高橋克典さん)と懇意にしている医師・望月東庵(堺正章さん)を利用して、今川との戦いで傷ついた信秀の怪我の状態を探るために尾張に潜入したお話でした。

美濃の斎藤利政(後の道三)(本木雅弘さん)の奥方の病気を治療するために、光秀が京から連れてきた医師・望月東庵。

奥方の病気も快方に向かい、東庵は美濃を去ることになりました。

辞去の挨拶には光秀と光秀の叔父・光安(西村まさ彦さん)も同席するように利政から言われていました。

謝礼を貰いそのまま京に帰る、という東庵の言葉を聞いた利政は、東庵と尾張の織田信秀の関係性を指摘し、東庵が京には戻らず尾張に行くのではないかと疑います。

実は東庵は、尾張から召集されていたのです。

「3年前の双六勝負でできてしまった借金を返すために尾張に行く」と言い訳をする東庵に、利政は今川との戦いで負傷した信秀の状態を知らせろと命令を下します。

断る東庵に刀を突きつけ、承知しないのならばここで斬る、と脅す利政。

東庵を連れてきたのは光秀なのだから、光秀に斬れと命令します。

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動揺する光秀を横目に見ながら渋々了承する東庵は、借金の肩代わりをして欲しいと条件をつけました。

各国の大名との繋がりを持つ東庵の使い道を考えると安いものだと利政は了承します。

裏切らないようにと東庵の助手・駒(門脇麦さん)を人質に取られ、東庵は尾張に向けて旅立ちました。

その後、光秀は三河の農民・菊丸(岡村隆史さん)を連れて農民に変装し、尾張に潜入しました。

東庵が得た情報を美濃に持ち帰るためです。

関所の厳しいチェックも通り抜け、光秀と菊丸は尾張城下に潜入しました。

その頃、織田信秀の居城・古渡城に入った東庵は、蹴鞠の練習などをして元気そうな織田信秀や忠臣たちと面会していました。

元気そうに見えても今川の矢を受け、最近では夢見も悪くなってきたという信秀の診察をした東庵。

そこに、東庵から城に来るように言われたという薬草売りが来たと知らせが入りました。

東庵は、珍しい薬草だったので城に届けるように言ったとして薬草売りに会いに行こうとするのですが、信秀に止められてしまいます。

その薬草売りとは、変装した光秀と菊丸でした。

信秀もまた、美濃から来た東庵を疑い、さらに東庵から美濃の情報を得ようとしていたのです。

城に到着したもののなかなか現れない東庵に不安を覚えていた光秀たち。

そこに、小さな男の子が逃げてきました。

刈谷の城に行って母に会いたい、という男の子を光秀は薬草籠の中に入れて織田の家臣の目から隠しました。

一度は匿ったものの、自分にできるのはここまで、というと、人質として大事な役目があるはずだと光秀は男の子を諭し、持っていた干し柿を渡して男の子を城に戻したのです。

その男の子は、竹千代といい、後の徳川家康でした。

竹千代は人質として織田に囚われており、古渡城から熱田に移されるところでした。

光秀に諭され、戻った竹千代を見送りながら、同じ三河出身の菊丸は悔しさをにじませました。

大国・駿府と尾張に囲まれた三河は常に両国の顔色を伺って生きていたのです。

しばらく立つと、表口に東庵が現れました。

光秀の持ってきた籠を検めていた東庵は、一本の枝を手に取ると、これは役に立たない物、として真っ二つに折ってしまったのです。

これは東庵からのメッセージであると受け取った光秀は、薬草の代金として袋を受け取ると、足早に尾張からの脱出を試みました。

東庵が渡した袋から信秀の怪我の状態が詳しく書かれた紙が出てきました。

それによると信秀は毒矢を受けかなり重篤な状態のようです。

急ぐ光秀たちの前に、織田の兵士が立ちふさがりました。

信秀も東庵の行動を怪しみ、東庵が接触した人物を始末するように命令していたのです。

菊丸を逃がし、一人戦う光秀でしたが、刀を折られ絶体絶命です。

その時、山の上の方から石礫を投げて、光秀を援護する人々が現れました。

彼らに助けられ、なんとか菊丸と合流した光秀。

助けてくれた彼らの正体もわからないまま、光秀は美濃へと脱出したのでした。

信秀が長くないと知った利政は喜びます。

また、今後の戦のために鉄砲を使いたい、と光秀に鉄砲の扱いを習熟するようにと命令を下します。

常在寺の住職から足利将軍家が鉄砲を作らせているという情報を得た利政は、これからの戦は鉄砲の時代になるとして、光秀に鉄砲についての情報を得るようにと命令を出すのでした。

前回第4回「尾張潜入指令」を見逃した方はぜひこちらをどうぞ。

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それでは、第5回「伊平治を探せ」のあらすじと感想です。

目次

鉄砲の謎

1548年秋、美濃の稲葉山城では光秀が鉄砲の実演をしていました。

利政に鉄砲を持たせて照準を合わせ、的に向けて発砲させると、弾は見事に的に命中しました。

その威力に驚き、当たったことに喜ぶ利政。

光秀は鉄砲の威力について説明しつつ、戦で使うには使い勝手が悪すぎると指摘します。

玉薬は美濃では手に入らず、堺で渡来品を買うしかありません。

このように、戦で使いにくいはずの鉄砲を、なぜ将軍家は京の本能寺で作らせているのかと、利政は疑問を感じました。

光秀は鉄砲の仕組みを知り、使い勝手をよくするための工夫をしたいと考えていました。

そのためには鉄砲の中身を見なければなりません。

光秀の技術では鉄砲を分解することはできません。

明智の家臣・藤田伝吾(徳重聡さん)に刀鍛冶ならば鉄砲の分解ができるのではないかと持ちかけると、藤田は刀鍛冶の村で鉄砲を作ることが出来る人物が居るという噂が流れているといいます。

その人物の名は伊平治(玉置玲央さん)と言い、昔、明智の荘の近くに住んでいたといいます。

今は近江の国の国友村で鉄砲を作っている噂だというのです。

光秀はすぐに国友村に行ってみることにしました。

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駒、京へ戻る

その頃、稲葉山城に滞在していた駒は、明智の荘に向けて歩いていました。

勢いよく歩く駒の後ろを、三河の農民・菊丸が付いていました。

菊丸は、駒が一人で出歩いては危ないと東庵が言っていたため、付き添っていたのです。

光秀や光秀の母・牧(石川さゆりさん)に会い、挨拶をしたらその日のうちに城に戻るから付き添いはいらない、という駒だったので、首を痛めて早く歩けない菊丸は途中の村で休むことにして駒を見送りました。

駒が明智の荘の光秀の邸に行くと、光秀は近江に向けて出立したばかりでした。

牧から教えられた駒は光秀に会えず落胆します。

師である東庵が尾張から戻ったため、明朝に京に戻る、と駒は暇乞いをしました。

しかし本当は戦ばかりの京になど行きたくない、ここにいた方が安全なのではないかと駒は引き止めて欲しそうに言い募るのですが、牧から「ここも戦ばかりですよ」と言われ項垂れてしまいました。

光秀に会えず、ショックを受けながら稲葉山城への道を戻る駒を菊丸は待っていました。

予定よりも早く、落ち込んだ様子で歩いてくる駒を見た菊丸は、駒が光秀と会えずショックを受けているのを見て、こんな時に出かけるなんて、二度と会えないかもしれないのに、と嘆きます。

駒は菊丸の言葉を聞きながら「仕方がない、仕方がない、いつか必ずもう一度会える」と自分に言い聞かせるように呟きました。

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近江・国友村にて

地元の刀鍛冶の紹介状を持ち、近江の国友村に到着した光秀は、早速刀鍛冶のところに出向いてみました。

しかし、鉄砲のことについては誰にも話してはいけないと、将軍家からお達しが出ていると、取り付く島もありません。

では、美濃出身の伊平治が国友村にいるのではないか、と尋ねても「それについてもご容赦いただきたい」と取り合ってはもらえません。

仕方なく帰ろうとする光秀を、刀鍛冶の一人が呼び止めました。

刀鍛冶はよければ伊平治の居場所を教えると情報料を要求しました。

光秀は懐から金銭を取り出し刀鍛冶に渡すのですが、金額が少ないともう一度要求されてしまい、仕方なく金銭を上乗せして情報を得たのです。

それによると、伊平治は鉄砲作りの腕を買われて京の本能寺に行き、そこで養われているといいます。

稲葉山城へ向かった光秀は、鉄砲の仕組みを知るために、鉄砲を作っているという伊平治に会いに京へ行きたいと利政に申し出ました。

京に行くにはお金が掛かります。

出し渋る利政と交渉し、今度は全額払ってもらえるよう交渉を成立させると、光秀は京へと旅立ちました。

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光秀、再び京へ

京は度重なる戦で、街は崩壊し大名は地方へ逃げ出し荒れ果てていました。

一時は室町幕府第13代将軍・足利義輝(向井理さん)も近江へ逃げていたのですが、家臣の細川晴元(国広富之さん)に京に連れ戻されたのです。

管領家である細川晴元は、将軍・足利義輝の家臣であるのですが、力を付け幕府の実権を握り将軍の存在を脅かしています。

しかしそんな細川家でも内紛が起こっており、細川家家臣・、三好長慶(山路和弘さん)と三好家家臣・松永久秀(吉田鋼太郎さん)らが力を付け、管領家である細川家と対立していたのです。

京の本能寺に辿り着いたものの、本能寺の門は閉ざされていて中には入れない状況にありました。

鉄砲を背中に担ぎ、どうするか思案していると、「それは鉄砲か」と声を掛ける者が現れました。

その人物は細川藤孝(眞島秀和さん)、将軍家の奉公衆を務めている人物です。

藤孝は今この寺の中には我らがお守りせねばならない人がいる、として怪しい光秀を処断しようとしたのです。

光秀が背負っている鉄砲に目をつけると、盗んだ物なのか、それとも本能寺の中で誰かを暗殺するために持ってきているのではないかと疑ってきます。

いずれにしても鉄砲を持たせたままではいられないと、光秀の鉄砲を奪おうとします。

しかし、光秀はそれを拒否、血の気の多い藤孝は光秀に刀を向けたのです。

応戦する光秀も刀を抜き、2人は刀を構えたまま睨み合っていました。

にらみ合いながら打ち合う2人。

そこに涼やかな声が響きました。

声をかけたのは室町幕府第13代将軍・足利義輝でした。

光秀の太刀筋を褒め、光秀の太刀の流派は「鹿島の太刀」であると見抜きます。

藤孝と同流派であるため、藤孝に同門同士の斬り合いはしない方がいいと諭します。

将軍が去ると、将軍奉公衆の三淵藤英(谷原章介さん)に呼び止められました。

三淵は光秀のことを覚えており、再会を喜びます。

光秀に刀を向けていた細川藤孝は自分の異母弟であるといい、将軍の側近くに仕えているため、気が立っていたと光秀に謝罪をしました。

藤孝は、光秀と同じ流派であるために光秀の力量が分かったと言い、斬られるかと思った、と光秀の腕前を褒めたのです。

そして、光秀が背負っている鉄砲は京では目立つため、持ち歩かない方がいいと忠告をすると、将軍のもとへと戻って行きました。

三淵藤英は弟・藤孝は血の気が多く、武術が好きな将軍のお気に入りであると説明しました。

三淵は、光秀の持つ鉄砲は松永久秀が用意したものであると見抜き、これから松永に会いにいくので一緒にどうかと、誘います。

松永に会い、鉄砲を用立ててもらったことにお礼をしたい気持ちはあるけれど、今回の光秀の目的は本能寺に入り、鉄砲鍛冶の伊平治に会って鉄砲について詳しく知ることです。

まずそちらの目的を果たさなければいけません。

三淵にそのように説明すると、今、伊平治は本能寺にはいないと三淵は言うのです。

本能寺にいたのだけれど、ひと月前に行方不明になってしまったという伊平治を三淵も探していたのです。

それならばと、光秀は三淵と共に松永久秀の陣を訪れることにしました。

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松永久秀と三淵藤英

三淵が松永の陣所に到着したのですが、門には兵士が立ち、三淵が松永と約束があるといっても中に入れようとはしません。

更には三淵の刀を取り上げようとしたので三淵は激高し、「無礼者!」と叫ぶと無理やり陣所に突入しました。

三淵が松永の部屋の前で、兵士たちに刀を突きつけられながら松永を呼ぶと、松永はお灸をしている真っ最中。

あまりの熱さに怒り出し、家臣にお灸を取り除かせると、現れた三淵に対するために出てきました。

三淵と一緒にいる光秀を見ると、その時のことを思い出し、再会を喜びます。

松永が光秀と三淵が一緒にいるのを不思議に思い尋ねてみると、三淵は本能寺の前で光秀と会ったと答えました。

松永は、美濃の斎藤も鉄砲を戦に使うつもりなのかと指摘しました。

松永は自分も三淵もできるだけ多く鉄砲を集めて、次の戦では使いたいと考えている、と話します。

そのため、腕利きの伊平治に鉄砲を作らせようと思ったのですが、伊平治が捕まらなくて困っていると言います。

すると、三淵が反論を始めました。

自分も将軍も鉄砲を多く持とうとする意図はない、と言い切ります。

軽く笑いながら松永は、自分の主君・三好長慶もその上の細川晴元も次の戦では鉄砲を使うと明言しているといいます。

それは、将軍も鉄砲を使うつもりがあるからだと読んだからだと言い募ります。

三淵は、将軍家は戦に鉄砲を使うつもりはないと重ねて言い、次の戦と言っても敵は誰のことだと松永を問いただします。

すると松永は、将軍家の敵は、管領家の細川晴元だろうと指摘しました。

将軍家は細川晴元を敵とは見ていない、と三淵は言うのですが、今はそうでも去年までは血で血を洗う争いをしていたではないかと松永は三淵を睨みます。

自分も三淵の家臣にだいぶ命を狙われたと松永はこぼしました。

それはお互い様、それゆえもう戦はしないようにと戦力を五分にしているではないかと三淵は反論します。

これからもお互いが手を取り生きていく道を模索しているではないか、そのために松永と会っているのではないか、と三淵は言うのです。

それならばお互いに鉄砲を持つ上限を100挺にしようじゃないかと言う松永に、そのような数合わせには同意しかねると、三淵は答えました。

光秀がいる中でこれ以上の言い合いは止めようと言い、改めてもう二度とこの京で戦をするつもりはない、今の穏やかな暮らしを長く続けたい、とにっこりと微笑むと、三淵は松永の陣から去りました。

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松永の教え

光秀が三淵の後を追おうとすると、松永が光秀を引き止めました。

鉄砲にこだわる松永に、光秀は鉄砲が戦に有用なのかと疑問を投げかけました。

すると、松永は鉄砲の威力は凄まじく、それを皆が知るようになると、銃口を向けられただけで動けなくなると言うのです。

実際に松永に銃口を向けられた光秀は、鉄砲の威力を知っているだけに体を動かすことができなくなっていました。

鉄砲の威力が広く知られるようになれば、相手が鉄砲をどれだけ持っているかそれを知るだけで戦力差が分かり、無駄な戦が少なくなる、弾が当たるかどうかではない、鉄砲の怖さをお互い知っていれば、気楽に攻め込むことができず、戦を止める抑止力になると、松永は言います。

三淵もそのことに気づいている切れ者なので、今は戦をしない状況にある、というのです。

三淵も松永も戦はしたくない、と思っていることを知った光秀は安心しました。

以前京に立ち寄った時に、余りにも荒れ果てた様子を見て、胸が痛くなったと話す光秀。

美濃でも戦ばかりだが、戦わなければ負けてしまうので仕方なく戦う、しかし、人を斬った後はどうしても胸に苦さが残る、これでいいのかと、いつも考えてしまうと光秀は言います。

松永が鉄砲を重要視する意味を理解し、松永の言葉で光秀は安心しました。

しかし、松永は京にはまだ難題が残っていると指摘します。

平和な世はまだまだ先だ、と松永は言いました。

不安を振り切るように、松永は伊平治に会いに行こうと光秀を誘いました。

伊平治は行方不明と思っていた光秀は驚きました。

松永は密かに伊平治を探し、居場所を突き止めていたのです。

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伊平治はどこに

松永が向かった先は歓楽街にある妓楼でした。

そこで遊女と戯れている伊平治に向かい合うと、松永は鉄砲を作って欲しいと頼み込みます。

しかし、何度言われても断ると伊平治はにべもなく断るのです。

理由を尋ねると、細川家の複雑な対立関係を語りだしたのです。

三好長慶の家臣である松永に鉄砲20挺作ると、三好は喜ぶが、その主であり、今は三好と仲が悪い細川晴元は三好よりも多い30挺欲しいと言い出すだろう。

さらに、敵対している将軍家は50挺欲しいと言い始め、そんなゴタゴタに巻き込まれるのは面倒くさいというのです。

そんなことをするよりは、好きな女と一緒にいたい、と伊平治は言うのです。

伊平治はふと、松永と一緒にいた光秀に気づきました。

実は、光秀と伊平治は同郷で、幼い頃暴れん坊で問題ばかり起こしていた伊平治をよく助けていたのが光秀だったのです。

懐かしい昔話を語る2人を呆然と見守る松永。

光秀は伊平治に自分が持っている鉄砲を分解して仕組みを理解し、使い方、改め方を考えたい、依頼します。

すると伊平治はその依頼を快く引き受けたのです。

近くの寺に道具があるとして早速そこに行こうと伊平治は光秀を促します。

光秀は、自分の用が松永よりも先になってしまったことを謝罪しました。

すると松永は、光秀から伊平治に鉄砲を作るように頼んでは貰えないかと持ちかけるのです。

自分が頼んでも聞いては貰えないけれど、昔馴染みの光秀ならば聞いてもらえるかも知れない。

光秀は難色を示すのですが、自分はいずれ出世をするから自分に恩を売れ、必ず恩は返す、損はさせない、と言うと松永は自分は帰った方がいいな、と立ち去りました。

伊平治とともに寺へ向かう光秀の姿を京へ戻った駒が見つけました。

しかし、京に光秀がいるはずがない、という東庵の言葉に頷き、見間違いだったと思い直しました。

寺の前まで来た光秀は、何かに気づいたように振り返るのですがそれが何かわかりません。

伊平治に促され、寺に向かって歩き始めました。

次回、第6回「三好長慶襲撃計画」

京の権力争いは激化するばかりでした。

時の権力者・細川晴元は、家臣である三好長慶と松永久秀の力が増幅し自身の権力が脅かされることを懸念していました。

そのため、この2人を暗殺しようと画策するのです。

それを知った光秀は、松永を救うために奔走します。

今回の第5回「伊平治を探せ」では、松永久秀役の吉田鋼太郎さんの裏のある演技が大変見応えがありました。

約束をしていながら三淵を通さなかったり、伊平治の居場所を知っていながらとぼけていたり、割とまっすぐな三淵と一癖も二癖もある松永の対比がとても面白かったです。

光秀と利政のお金の駆け引きも面白かったですね。

やられっぱなしではいない光秀の成長を感じました。

次回は京で血なまぐさい戦闘が起こります。

光秀とはもう会えないかも、と悲観していた駒と再会を果たしますね。

駒の光秀への淡い想いも見所です。

次回、第6回「三好長慶襲撃計画」、京の政権争いに光秀はどう関わっていくのでしょうか。

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将軍に直接意見もしていましたね。

今後の展開が楽しみです。


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