2020年大河ドラマ「麒麟がくる」は、NHK総合にて日曜夜8時、BSプレミアムにて午後6時、BS4Kにて朝9時に放送中です。
前回第8回「同盟のゆくえ」は、尾張との同盟のために嫁ぐ帰蝶(川口春奈さん)の背中を押す光秀(長谷川博己さん)の葛藤と同盟反対派との対立を描いた回でした。
帰蝶の頼みを聞いて尾張熱田まで帰蝶のお相手である織田信長(染谷将太さん)を見に行った光秀。
武家の嫡男でありながら漁師のように海に出て領民に格安で魚を売る風変わりな信長を見て、帰蝶を託す相手として相応しいのかと光秀は葛藤します。
しかし、母の「大事なのは国」という言葉を聞いて、帰蝶に「尾張にお行きなされ」と背中を押したのです。
光秀に淡い想いを抱いていた帰蝶でしたが、光秀の言葉を聞いて尾張に嫁ぐ決心をするのでした。
帰蝶の兄・高政(伊藤英明さん)は、父・利政(後の道三)(本木雅弘さん)の治世に反発しており、今回の同盟も守護でも守護代でもない織田信秀(高橋克典さん)と結ぶことはあってはならないことである、同盟を結ぶのならば、美濃の守護である土岐頼芸(尾美としのりさん)が尾張の守護である斯波氏と結ぶべきもの、として反発していました。
光秀が、帰蝶の説得などできないと利政に反論したのを聞いた高政は、光秀も同盟反対派と信じていたのですが、光秀は帰蝶の背中を押し、稲葉山城に返してしまいました。
信じていた光秀に裏切られたと感じた高政は怒り、光秀を土岐頼芸の邸に連れて行きました。
土岐頼芸から利政が結ぼうとしている同盟は到底認められない、と言われた光秀は、自分が見に行った熱田の港、熱田の市の活気溢れるさまを語り、尾張の強さの訳を説明します。
今川義元(片岡愛之助さん)ですら攻めあぐねている尾張と同盟によって戦なしで交易に参加できるようになり、美濃も豊かになれるのなら、それでいいのではないかと主張します。
高政は反論し、信秀と同盟を結んでしまったら、信秀と対立している今川と敵対しなければならない、と主張するのですが、土岐頼芸はそれをやっているのは高政の父だ、と述べると、席を立ってしまいました。
国衆を集め、自分の正当性を主張し、頼芸を中心に同盟反対派を纏めようとしていた高政でしたが、自分の主張を聞いてもらえず苛立ちます。
その苛立ちを母・深芳野(南果歩さん)にぶつける高政。
興奮した高政は、自分の父は利政ではなく頼芸なのではないかと母を問い詰めます。
言葉が耳に入らなくなっている高政に、そう思いたければ思えばいいが、それを盾として利政に歯向かうのは止めろ、と母は忠告します。
いずれは高政に家督が譲られるのだから、今は大人しくしていろと、母は高政を諭すのでした。
京で負傷した光秀の看病をするために美濃までついてきた駒(門脇麦さん)が京に戻る日がやってきました。
駒が断っても、峠の道まで、といって長く見送りをする光秀。
駒は、光秀が見送りたかった相手は、本当は駒ではなく帰蝶だったのではないかと指摘します。
明智の荘から帰蝶が稲葉山城に戻る時、光秀は見送らず書物の整理に明け暮れていたのです。
本当は帰蝶を遠くに行かせたくなかった、大事だったのではないか、と問う駒に、光秀は「そうやもしれん」と自分の気持ちを認めたのです。
2人が互いに想い合っていることに薄々勘付いていながら、直接光秀から聞かされ、激しい衝撃を受ける駒。
泣きそうになりながらも、背筋を伸ばして別れを告げ、京に戻って行きました。
その頃、尾張と美濃の同盟を知った駿河の今川義元と三河の松平広忠(浅利陽介さん)は、宿敵・尾張を叩くのなら今だ、と出陣の準備を始めようとしていました。
尾張に嫁いだ帰蝶でしたが、祝言の日、信長は帰ってきませんでした。
一人部屋に取り残された帰蝶は、信長の守役・平手政秀(上杉祥三さん)から平謝りされていました。
政秀が部屋をさり、また一人残されてしまいましたが、残された帰蝶は面白そうに笑みを浮かべていたのです。
前回、第8回「同盟のゆくえ」を見逃した方は、ぜひこちらをどうぞ。
それでは第9回、「信長の失敗」のあらすじと感想です。
松平広忠の運命
織田と斎藤の和議の証として信長に嫁いだ帰蝶。
しかし、この同盟は織田と敵対する駿河の今川と三河の松平をいたく刺激しました。
今川義元と松平広忠は手を組み、織田を叩くなら今、と戦支度を始めようとしていました。
広忠は三河に戻るため、峠道を急いでいました。
このままでは日が暮れる、と心配する侍従の声を振り切って急ぐ広忠。
すると突然山中から矢を射掛けられたのです。
侍従が倒れ、荷物持ちの従者も射られ、お供がバタバタと倒れていきます。
側近に促され、広忠は逃げるのですが、数多く射掛けられる矢に胸を貫かれてしまったのです。
それでも敵は執拗に逃げ惑う広忠を追いかけ、木の陰まで追い詰めると、背後から近づき、広忠の首は討ち取られてしまったのでした。
しばらくして倒れ伏す一行に籠を背負った菊丸(岡村隆史さん)が近づきました。
倒れ伏す人々の首を確認しています。
奥まった木陰に広忠の亡骸を見つけ、菊丸は思わず「広忠様…」と声を出しました。
腰に差してあった脇差を掴むと、菊丸は一目散に駆けていきました。
刈谷城まで走りきった菊丸は、城主である水野信元(横田栄司さん)と広忠の妻である於大の方に広忠の遺品となった脇差を献上しました。
誰が広忠を討ったのだと懸念の声を上げる水野に、菊丸は広忠を討ったのは織田の手のものだと意見しました。
菊丸は、自分の命に変えても竹千代(岩田琉聖さん)を守る、と宣言し城をから下がりました。
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信長と帰蝶
尾張・那古野城にて、祝言をすっぽかされた帰蝶は一晩中信長の帰りを待っていました。
そこに埃だらけでボロボロの着物を纏った信長がやってきたのです。
信長は帰蝶の顔に近づき、しげしげと顔を眺めると、「マムシの娘というからどんな蛇女が来るのかと思ったが、要らぬ心配だったな」と笑いました。
帰蝶が、「自分との祝言をすっぽかすほど大事な用があったのでしょうな」と信長を詰問すると、信長は悪びれる風もなく、「化物を探していたのだ」と嘯くのです。
近所の池で化け物が出ると噂になり、それが怖くて昼間働きに行けないのだという陳情を受け取ったというのです。
信長が手本となり池の水を抜いて化け物退治のために池に入る、民のために民の目線に立つ、それでだけで皆は元気になり安心して暮らせるようになる、と信長は言うのです。
しかし、帰蝶には悪いことをした、大切な祝言をすっぽかして悪かった、なんでも好きな物を買ってやる、と帰蝶の機嫌をとり始めます。
しばし思案した帰蝶は、「お腹がすきました」と告げます。
信長が嬉しそうに笑い、「ここで腹を満たすのはもったいない」と言います。
信長の父・信秀が末森城でご馳走を用意して待っている、と告げると、腹がすいたのならばこれを食べろ、と干したタコを差し出しました。
初めて見る食べ物に驚きつつ、口に入れてみたのですが、それは固くて塩辛い食べ物でした。
素直に感想を述べる帰蝶に信長は、「これが尾張の海の味だ」と晴れ晴れとした笑顔を見せました。
風変わりな信長に、帰蝶は興味を持ち始めたようでした。
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信長の失敗
末森城に着くと、城主で信長の父・織田信秀と信長の母・土田御前(檀れいさん)が2人の結婚をとても喜んでいました。
利政が美濃と尾張の繁栄を祈り、帰蝶に持たせた松を褒め、これまで色々なことがあったけれど、これを期に美濃とはいい関係を築きたい、と信秀も2人の結婚に喜んでいました。
その時、信長も祝いの席に見てもらいたいものがある、と大きな箱を運んできました。
信長が持ってきた物をゆっくりと蓋を開けて確認する信秀。
少し蓋を持ち上げると、険しい表情となり、信長と2人で話したいから席を外すようにと土田御前に指示を出します。
土田御前は帰蝶を伴い部屋から下がりました。
2人きりになると、信秀は「なんのつもりだ、このうつけが!」と信長を激しく叱責したのです。
箱に入っていたのは、松平広忠の首。
信長は、なぜ自分が叱責されているのか理解していない様子できょとんとしていました。
松平広忠は、織田に敵対する今川に与する者で、織田が捉えている竹千代の父です。
広忠が亡くなれば、あとに残るのは竹千代のみ。
竹千代を押さえておけば、三河は手に入ったも同然です。
にもかかわらず、広忠を討ち取って何が悪いというのだと信長は反論します。
信秀は、今川との戦で受けた傷が原因で体を悪くしており、満足に戦うことができません。
今、今川と戦になってしまったら我らは勝てない、と絶望します。
しかし、今川と戦になったからといって、その為に美濃の斎藤と手を組んだのですから不安になることなどないと、信長は言い募るのですが、信秀はさらに言い返します。
利政という男は、織田が弱みを見せたとなればすぐに手のひらを返し攻めて来るような狡猾な男。
同盟を組んだとは言え、組んだばかりの同盟などあてにはできない、信用できない、と信長の言葉を一蹴します。
忌々しげに、「この首を持っていけ」と怒鳴ると信長を追い払いました。
信長は、「父上に褒めてもらえると思ったのに」と意気消沈するのですが、信秀からの返答は「愚か者」という言葉でした。
部屋から下がらされた土田御前は、帰蝶に箱の中身は見たのかと尋ねました。
「いいえ」と答える帰蝶に、「この世には見てはならぬものがあるのです。開けてはならぬ箱があるのです」と土田御前は教えるのです。
そして気持ちを切り替えるように、信長の弟・信雄(木村了さん)を紹介しました。
自分に似ていると嬉しそうに語る土田御前。
信雄は幼い竹千代と将棋をして遊んでいました。
竹千代がもう手はない、と投了すると、竹千代は手応えがない、と信雄は呆れます。
信雄が強すぎるのだから何枚か駒を落とせと土田御前は提案するのですが、情けは無用、と竹千代は手加減を嫌いました。
その様子を見て、土田御前は、人質だというのに愛想がない竹千代を苦々しく見送ったのです。
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人質 竹千代
廊下の端にある小さな鉢の中にいる金魚を、竹千代はジッと見つめていました。
そんな竹千代に話しかける帰蝶。
竹千代が見ていた赤い魚が何であるか聞いた帰蝶に、これは金魚で、唐渡のものであると説明しました。
こんな狭いところに閉じ込められて、自分みたいだ、という竹千代の言葉を聞き返すと、人質として織田に捉えられ母にも会えず、時々この城に連れてこられ、つまらない将棋の相手をさせられる、そんな自分そっくりだと自嘲するのです。
将棋にしても、わざと負けているのだと打ち明けます。
どうせやるなら信長とやりたい、信長は将棋が強い、と信長を慕う様子を見せる竹千代。
そこに、不機嫌そうな信長が現れました。
「信長様」と駆け寄る竹千代を乱暴に振り払うと、帰蝶に「帰るぞ」と怒鳴り信長は歩きさってしまいました。
悲しげに立ち去る竹千代の背中を帰蝶は見送りました。
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父への慕情
那古野城に戻った信長は、鉄砲の稽古をしていました。
見事的に当てた信長の腕に帰蝶が感心していると、信長は帰蝶も撃ってみないかと誘ってきました。
帰蝶は喜び、信長に駆け寄ります。
信長指導のもと鉄砲を構える帰蝶の背後に回り、帰蝶を支えながら鉄砲を撃たせる信長。
帰蝶が初めて撃った弾は的をかすりました。
初めてにしては筋が良いと帰蝶を褒める信長。
嬉しそうな帰蝶に、怖くはないかと尋ねるのですが、帰蝶は、楽しげな様子を見せています。
利政が鉄砲を撃っていたから親しみ深いのだろう、という信長に、鉄砲を撃っていたのはいとこであると帰蝶は答えました。
いとこの明智十兵衛光秀が鉄砲に夢中になり、堺に行ったり近江に行ったり、鉄砲に夢中になりすぎて、父を困らせるほどだった、と話し始めました。
楽しげに話す帰蝶の様子に軽く返事をする信長。
帰蝶は信長に、今日、信秀と何かあったのか、と尋ねてみました。
信長は、「父とはいつもあんな感じだ」と答え、帰蝶は利政が好きか?と問いかけてきました。
帰蝶は軽く「はい」と言い、「時々大嫌いになる時以外は」と答えたのです。
その答えを聞いた信長は笑い、自分も同じだ、と帰蝶に共感したのでした。
こうして、帰蝶と信長は少しずつ打ち解けていったのです。
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光秀と煕子
その頃、美濃の光秀は、叔父の光安に言われて妻木城に米を届けるため、藤田源吾(徳重聡さん)を連れて峠を歩いていました。
堅実な政治をする妻木が米不足に悩むなどおかしい、と不思議に思いながら、叔父の命令では仕方がない、と妻木城に向かいます。
妻木城は、光秀が幼い頃よく遊びに来た城でした。
主に挨拶をするといった光秀は、案内を断り、単身城内を歩いていました。
すると、廊下に吹き込んできた花びらに気づいたのです。
不審に思った光秀は、花びらを辿り、歩を進めて行きました。
小さな小屋の前にも落ちている花びら。
光秀は小屋の扉を開けてみました。
するとそこには美しい女性が、花びらがたくさん入った籠を持って隠れていたのです。
その女性は、小さな子鬼3匹とかくれんぼをしているのだと話しました。
なぜ花びらを抱えているのかと尋ねると、女性は「もし鬼に見つかったら花吹雪を浴びせてやるのです」と楽しげに笑いました。
それを聞いた光秀は、自分もかつて小さな女の子とかくれんぼをして、花吹雪を浴びたことがある、と思い出しました。
その時の遊び相手は妻木の娘・煕子(木村文乃さん)、目の前の女性だったのです。
懐かしい幼友達と再会した光秀は、嬉しそうに思い出話に花を咲かせていました。
煕子は、幼い頃、妻木に遊びに来た光秀が自分に求婚したのだと打ち明けました。
自分はそんなことを言ったのかと、照れる光秀に、子供の頃のお話ですよ、と朗らかに笑う煕子。
その時、かくれんぼの鬼たちが煕子を取り囲みました。
逃げる煕子は子供たちの頭に花吹雪を浴びせて逃げ惑います。
楽しげに子供たちと遊ぶ煕子の姿を光秀は眩しげに見つめていました。
明智の荘では光安と牧が囲碁をしていました。
光秀の帰りが遅いことを心配している牧に、妻木殿にはきちんと言ってあるから安心だと光安は太鼓判を押したのです。
実は、光秀が妻木に行ったのは煕子との縁談のためだったのです。
光安と牧は、年頃になったのに独り身である光秀を心配し、早く妻帯して欲しいと願っていました。
光秀が妻帯し、一人前になったら、兄から預かったこの明智城を光秀に返すのだと、光安は楽しげに笑います。
それが亡き兄との約束、早く光秀に譲りたいと光安は楽しげでした。
夫亡き後、明智城を守ってくれた光安に、牧は感謝していました。
その時、光秀が妻木城から戻ってきました。
煕子の印象はどうだったのか、光秀の首尾が知りたくて色々と質問をする光安と牧。
光秀は、煕子とは少し話したが、煕子の父とばかり話していた、と誤魔化し、すぐに館に戻ってしまいました。
しかし、2人の目から逃れると、妻木城から持ち帰った花びらをじっと眺める光秀なのでした。
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駒の不調
京では望月東庵(堺正章さん)が部屋のねずみを追い出そうと壁の外から大声を出していました。
お茶売りは東庵が何をしているのか不思議に思い近づいてきました。
東庵はねずみを追い出しながら、今の京は戦の影響で人がいなくなり空家が増え、ねずみが増えて困る、と嘆きます。
「恨めしいのは戦だ」と世の中を嘆くのでした。
治療院の中では駒が患者に針治療をしていたのですが、美濃から戻った駒は仕事に集中することができず、失敗ばかりです。
患者から駒ではなく先生に見てもらいたい、と言われ駒は「あたし…だめです」と東庵に宣言し、街にフラフラと行ってしまいました。
美濃から戻ってから精彩を欠いている駒を東庵は心配していました。
駒は、どこからか聴こえてくる笛や太鼓の音に導かれるように歩を進めていきました。
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次回、第10回「ひとりぼっちの若君」
駒が惹かれた音楽を奏でていたのは、戦災孤児だった駒を拾い育ててくれた伊呂波太夫(尾野真千子さん)の一座でした。
そこで懐かしい人々と再会する駒。
美濃と尾張の結びつきに危機感を覚える今川がとうとう尾張の国境まで攻めてきます。
今、不調の信秀は松平家の嫡男・竹千代の引渡し要求に抵抗する術はありません。
美濃の斎藤利政は今川の侵攻に危機感を覚えます。
そこで、帰蝶を通じて情報を得ようと光秀を那古野城に遣わすのです。
今回、第9回「信長の失敗」の見所は、信長と帰蝶の心が近づく過程だったかな、と思います。
染谷将太さん演じる信長は、非常に純粋で民を一番に考える好ましい人物に思えてしまいますね。
民のために民と同じ目線に立とうとする姿勢や、「父上に褒めてもらえると思った」という無邪気な台詞に好感が持てます。
その手段として敵の首を討ち取るってところが戦国時代の痛いところなのですが…。
自分の気持ちに封印をして信長に嫁いだ帰蝶が、信長に興味を持ち始めていく過程は微笑ましかったですね。
光秀のことを語り始めると止まらない帰蝶と、面白くなさそうな信長のシーンはちょっとハラハラしました。
政治の部分では、かなり不穏な空気が漂ってきました。
広忠を討ち取ったことにより今川に口実を与えてしまった織田。
もうすぐ始まりそうな戦の予感にハラハラします。
菊丸の正体も気になるところですね。忍び?なんでしょうかね。
そして、幼い竹千代が健気に頑張る姿に心が震えました。
囚われの身だから相手に花を持たせるためにわざと負ける、でも、信長には遠慮することなく自分の実力を発揮できる、自分を開放できる喜びを表す竹千代に切なさがこみ上げてきました。
だからこそ、邪険に扱う信長に、「優しくしてよー」と言いたくなってしまったのですが。
でも、お父さんの首を獲ってしまったのは信長なんですよね。
優しくも何もないのか…。
戦国時代は厳しいですね。
次回、第10回「ひとりぼっちの若君」では竹千代が政治に振り回されてしまいます。
竹千代の演技に注目したいところですが、信長と光秀の初顔合わせもあるんですよね。
どんな顔合わせになるのでしょうか。
次回も楽しみがいっぱいです。