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光る君へ 第26回「いけにえの姫」のあらすじと感想

光る君へ 第26回 いけにえの姫
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吉高由里子さん主演、大石静さん脚本の2024年大河ドラマ、「光る君へ」。

「世界最古の女性文学」と呼ばれる『源氏物語』の作者・紫式部の波乱の生涯を描く物語です。

光源氏のモデルの1人と言われる藤原道長を柄本佑さんが演じます。

千年を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた紫式部の、秘めた思いと一途な思いを胸に懸命に世を生きた女性の物語。

こちらでは、大河ドラマ「光る君へ」のあらすじ、ネタバレ、感想をお届けします。

さて、第26回「いけにえの姫」では、とうとう道長の娘・彰子の入内が決まります。

中宮・定子を寵愛する一条天皇はどうするのでしょうか。

安倍晴明が予言した災害は治まるのでしょうか。

目次

前回のあらすじ

冬の手仕事に励む越前を視察した為時(岸谷五朗さん)とまひろ(吉高由里子さん)。

まひろは越前紙の美しさに魅了されます。

為時は国守として、規定量を租税として納めるよう民を諭すのですが、民はかつての国守たちのように、多く収めた物はそのままでいいというのです。

正義を貫きたい為時は困惑するのです。

為時に促され、まひろが都に帰ってきました。

まひろに求婚している宣孝(佐々木蔵之介さん)は喜びます。

長徳4年、安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)は、不吉な予言をします。

災いの根本を取り除き、帝を諫め国が傾くのを防げるのは道長と断言したのです。

その頃一条天皇(塩野瑛久さん)は、職御曹司に入った中宮・定子(高畑充希さん)に夢中になり、道長や行成(渡辺大知さん)が緊急の案件といくら訴えても聞き入れません。

それは他の公卿達の不安と不満を招きました。

道長たちが危惧したように、鴨川の堤が決壊、町に水が溢れだし、大災害となりました。

それでも職御曹司に入り浸る帝に、道長は職を辞すと宣言したのです。

道長からの悲痛な訴えに反省し、謝罪した帝ですが、道長は受け入れず、三度に渡り、辞表を提出したのです。

山城守に任じられた宣孝は、道長のもとにお礼の挨拶に行きました。

そこでまひろの夫となることを道長に宣言。

道長は読んでいた文を握り潰しましたが、表情は変えず、宣孝に祝いを述べたのでした。

宣孝はまひろにも道長に報告したと告げました。

まひろは激高し、宣孝を追い出しますが、後日、道長から代筆の文と祝いの品が届けられたことで決意し、宣孝からの求婚を受け入れたのでした。

前回、第25回「決意」を見逃した方は、ぜひこちらをどうぞ。

それでは、第26回「いけにえの姫」のあらすじと感想です。

天変地異

長徳4年10月、日食と地震が同時に都を襲いました。

かなり壊れてしまったまひろの邸は、宣孝の豊かな財力でたちまちに修繕されて行きました。

加えて宣孝はまひろの元を訪れるたびに贈り物を持ってきます。

毎回持ってこなくていい、と窘めるまひろですが、鏡を贈られとても喜びました。

宣孝とまひろは仲睦まじく暮らしていました。

一条天皇のもとに、安倍晴明から天文密奏が齎されました。

天文密奏とは、異常な天文現象が起きた時、陰陽寮の天文博士がその占いの結果を内密に天皇に知らせることで、天皇以外の者が読むことは許されませんでした。

それを見た帝は、朕のせいなのか、と憔悴します。

災害の激しさを聞いた道長は、人夫を増やし、まずは堤を急ぎ築きなおせと山城守と検非違使に対処を命じます。

道長は晴明のもとを訪れ、天変地異はいつまで続くのか、見立てを教えてくれと尋ねます。

晴明は、帝の気持ちが落ち着けば天変地異は落ち着くというのです。

中宮の所に入り浸り、政を蔑ろにしている件はこの間諫めた、と道長は言います。

どうすればいいかと問いかけると、晴明は道長の一の姫、彰子を入内させればいいと言うのです。

出家とは、片足をあの世に踏み入れること、もはや后たりえぬ中宮によって帝は乱心してしまった、今こそ穢れ亡き姫君を、と晴明は言います。

道長は、他の女御がいるだろうと言い募りますが、道長の娘であるということが大事なのだというのです。

道長は「できぬ」と返しますが、晴明は彰子は朝廷のこの先を背負って立つお方、と断言したのです。

道長は、そのような娘ではない、引っ込み思案で口数も少ない、何よりまだ子供だ、と言い募りますが、入内は彰子が背負った宿命である、と晴明は断言したのでした。

彰子を入内させるべきか

相談した道長に、道長もそろそろそういうことをしたら、と詮子は言います。

「女院様まで何てことを」と反論する道長。

詮子は、身を切れということよ、と言い募ります。

道長は、身を切る覚悟はいつでもできている、しかし彰子はまだ子供だ、と反論。

子供であっても、それが使命ならば、やり抜くだろう、と詮子は道長を諭します。

惨いことを、と反対する道長を見た詮子は薄く笑います。

そして、娘を庇う良き父親の顔をして、お前は苦手な宮中の力争いから逃げている、私は父に裏切られ、帝の寵愛を失い、息子を中宮に奪われ、兄上に内裏を追われ、失いつくしながら生きてきた、それを思えば、道長もついに血を流す時が来たということ、朝廷の混乱と天変地異が収まるというなら、彰子を差し出せ、と命令した倫子

そこに、道長の息子・田鶴がやってきました。

それを追いかけて倫子と彰子もやってきました。

今日習ったばかりという舞いを披露するというのですが、後でゆっくり見る、と下がらされてしまいます。

道長は同行していた彰子に、今日は何をしていたのかと問いかけます。

田鶴は、姉上は何もしておりません、と言い、倫子に窘められました。

彰子は何も言わず、一礼して下がりました。

その夜、道長は倫子に彰子の入内を相談しました。

天変地異を治めるためには、彰子が入内するしかない、と言い募ったのです。

しかし倫子は、猛反対。

彰子には優しい婿を迎えるつもりだった、入内して幸せになる姫などいないと言っていたではないか、と道長を詰るのです。

よく考えて欲しい、中宮は出家して尚、帝を思いのままに操る強かな方、そんな負けの見えている勝負など…、と言うのです。

道長は「勝負ではない、これは生贄だ」と語調を強めました。

手塩にかけた尊い娘だから尚値打ちがある、これ以上帝のわがままを許すわけにはいかない、と言う道長。

朝廷などどうでも、という倫子に、そうはいかぬ、私は左大臣で彰子は左大臣の娘なのだ、ときっぱりと言い切ったのです。

倫子はそれでも不承知と言い募りますが、道長は強硬に彰子を入内させようとします。

倫子は断固反対し、彰子を生贄にするのなら自分を殺してからにして欲しい、生きている限り彰子を政の道具になどしない、と宣言し、道長の前から立ち去りました。

倫子は怒りの気持ちのまま、母に相談しました。

自身にも入内の話は合ったけれど、入内せず道長の妻になれてよかったと心から思っている、だから彰子にもそのような幸せを与えたい、と倫子は訴えます。

母は、倫子に同意しながら、入内したら不幸せと決まったものでもない、と倫子を諭しました。

改元

道長は、年が明けてから改元する元号を実資(秋山竜次さん)に相談しました。

実資は長保が良いと提案します。

これにすれば、左大臣の世は長く保たれましょう、と言うのです。

帝は傾国の中宮に心を誑かされているので、このままでは、と首を傾げます。

もし、道長の娘が入内すれば、後宮もまとまり、帝の運も上向いて、御代も長く保たれるのではないか、と断言しました。

翌日から倫子は憂いを見せるようになりました。

嫡男・田鶴は、姉上はぼんやりしているから婿が来ないのか、と言うのです。

琴もちっとも覚えないから師匠が怒っていたというのです。

倫子は、田鶴は父の後を継いでこの家を支えていく大切な嫡男、彰子は帝の后となるような尊い姫なのだ、と言い聞かせます。

倫子は自分の言葉に驚きました。

道長は彰子に入内の話をしました。

彰子はぼんやりとしながら、仰せのままに、と答えます。

道長が何を聞いても、仰せのままに、と答え、分かるか?と言う問いかけにも同じように反応します。

道長が口調を強くして、分かるか、と聞いておる、と言うのですが、彰子はそのまま黙ってしまいました。

あのように、何もわからぬ娘を入内させられるのか、と道長は考えるのでした。

帝の気持ち

その頃、宣孝とまひろは仲睦まじく暮らしていました。

まひろの膝枕で気持ちよく眠る宣孝。

まひろはそんな宣孝を気遣うのでした。

自分が政を疎かにしたせいで、多くの民の命が失われてしまった、責任を取って譲位した方がいいのではないか、譲位して中宮と静かに暮らしたいと零したのです。

行成はそんな帝を諫め、たとえ譲位しても今のまま中宮を寵愛すれば、中宮の立場も娘の立場も危うくなる、譲位せず政に専念する姿を皆に見せて欲しいと進言したのです。

更に、帝に皇子がなければ、東宮の御子が次の東宮となる、そうすれば円融帝の血筋が絶える、と訴えました。

帝は納得し、行成の言う通り、譲位はしないと断言したのです。

行成の言葉は、道長が指示したものでした。

しかし帝の中宮への執着はなかなか…、と行成は肩を落とすのですが、道長は一歩進んだ、行成のおかげだ、とその働きを評価します。

彰子が入内すれば、内裏の空気も変わるだろう、という行成に、道長はまだ公にするには早い、と待ったを掛けます。

この件、これからも行成の力添えが欠かせない、頼んだぞ、と言うのでした。

年が明け、長保と元号を改めました。

帝はこの正月、こともあろうに定子を秘密裏に内裏に呼び、そこで定子は懐妊したのです。

11月には皇子が生まれるだろうと、晴明は予言しました。

呪詛しますか、と尋ねた晴明に、道長は父のようなことはしたくない、と言います。

晴明はにこやかに、よう言われました、と言います。

道長は、彰子が入内して幸せになるだろうかと不安を零します。

晴明は、自分の役目は一国の命運を見定めること、人ひとりの幸せなど預かり知らぬ、と言い放ちます。

しばらく考えた道長は、中宮の出産に合わせて彰子を入内させると宣言、良き日を出すようにと晴明に命じたのでした。

道長は倫子にそのことを報告しました。

11月1日、彰子は入内します。

倫子は、中宮の具合が悪いと聞いた、まさか懐妊なのでは、と訝しみます。

そうであろうと入内は決行すると言い切った道長。

倫子は懐妊ならばその子を呪詛して欲しいと道長に訴えます。

しかし道長は、そのようなことしなくても、彰子が内裏も帝も清める、と断言しました。

自分の出世の為ではなく、帝と内裏を清めるため、彰子を嫁がせると言う道長に、倫子は自分も肝を据える、中宮の邪鬼を払いのけ、彰子の艶やかな後宮を作りましょう、と宣言したのでした。

帝の決意

道長はついに彰子の入内を正式に一条天皇に申し入れました。

帝は、自分の政のせいで道長に苦労を掛けた、と労いその功績により、娘の入内を許す、と言いました。

自分の舅として末永く頼む、と帝は言うのでした。

そうして道長は彰子の裳着を盛大に執り行い、彰子の入内を公のものとしました。

裳着の儀に参加したのはそうそうたる人物ばかりでした。

道長は裳着の儀も滞りなく済んだ、と協力した人々に礼を言いました。

その夜、参議たちが酒を酌み交わしていました。

一番ぼーっとしていた道長が左大臣となり、自分たちは未だに参議、と斉信(金田哲さん)は愚痴ります。

そのうち、帝の父になるかもしれない、と言うと、それを言うと中宮側に邪魔されるかもしれない、と公任(町田啓太さん)は警戒します。

左大臣は自分の為には生きていない、そこが自分たちとは違う所、道長には敵わないと言うのでした。

伊周(三浦翔平さん)は、左大臣の裳着が盛大に行われたことを定子に報告しました。

まだ子供なので、恐れることはないと思うが、と定子に言います。

定子は恐れてなどいない、帝の心は揺るがない、と自信を持っていました。

伊周は、彰子の悪い噂を定子に漏らします。

定子は伊周を宥め、彰子を入内させるのは内裏の安寧を図ろうとする帝の覚悟なのだと理解を示したのです。

ずいぶん中宮らしい言葉を言うようになった、と嫌味を言う伊周。

話を振られたききょう(ファーストサマーウイカさん)は、定子を太陽に例え、軽々しく近づくとやけどする、とくぎを刺しました。

価値観の違い

まひろが邸で災害で生き残った子供たちに食事を振舞っていました。

しかしやって来た宣孝は、その騒ぎに眉を顰め、汚らわしいと言うのです。

あの子供たちには親がいない、誰かが施さなければ子供たちは死んでしまう、と言い募っても宣孝は、子供の命とはそういうものだ、と言い放つのです。

にこやかにお土産に丹波の栗を持ってきた、と言う宣孝。

まひろは皆で頂きます、と言うのですが、それはまひろのために持ってきたのだ、と言うのです。

まひろの顔が強張りました。

宣孝はまひろが書いた文をあちこちに見せて歩いている、と自慢げに話します。

まひろは2人だけの秘密を他人に知られるのは恥辱、見せられた方も良い気はしないだろう、そういうことを宣孝は考えないのか、とまひろは窘めます。

しかし宣孝は考えない、と言い切ります。

宣孝は、褒めているのだからよいではないか、と軽く言うのですが、まひろの怒りは収まらず、宣孝に送った文は全て返せ、そうでなければお別れする、と宣孝を拒絶しました。

その後、宣孝はまひろ宅に来ることはなく、まひろは消沈していました。

宣孝に放っておかれているまひろに、弟・惟規(高杉真宙さん)は宣孝に新しい若い女ができたからだ、と報告しました。

自分だって宣孝よりずっとずっと若いのに、さらに若い女と聞いてまひろは憤ります。

惟規は、宣孝のことを一度ひっぱたいてみればいい、それでも宣孝はまひろのことを手放さないだろうと言い残して、立ち去りました。

それからまひろと宣孝は、許す、許さない、別れる別れないと何度も文のやり取りをしました。

その後、宣孝がまひろのもとにやってきました。

まひろに似合うと思って、京の市にて反物を買ってきたと言います。

まひろは若い女と宣孝が過ごしていることをあてこすります。

宣孝は自分が悪かった、と頭を下げ、せっかく久しぶりに会えたのだからもっと甘えてこい、とまひろを促します。

しかしまひろは、自分は宣孝に甘えたことなど一度もない、と突き放すのです。

宣孝の表情が陰り、まひろのそういう可愛げのないところに左大臣も嫌気がさしたのでは、とまひろにあてこすったのです。

その言葉はまひろの胸をえぐりました。

怒ったまひろは、宣孝に灰を投げつけました。

これ以後、宣孝の足が遠のきました。

いとは、まひろに宣孝に詫びの手紙を書いてはどうかと提案します。

悪いのはあちら、というまひろに、それでも、宣孝の気持ちを少しは思いやってやらなければ、と諭したのです。

まひろは賢くて、言うことはいちいち正しいのかもしれないが、宣孝にも逃げ場を作ってやらなければならない、というのです。

思いを頂くばかり、己を貫くばかりでは誰とも寄り添えない、と諭したのです。

いとの言葉を反芻したまひろ。

まひろは家人たちに石山寺に行かないかと提案しました。

宣孝が来たらどうするのだ、と反対するいとでしたが、きぬや夫にも懇願され、いとは頷き、石山寺に行くことになりました。

熱心に祈りを捧げるまひろ。

その時、寺の扉が音を立てて開きました。

そこから現れたのは、なんと道長だったのです。

次回、第27回「宿縁の命」

石山寺でばったり出会ったまひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)。思い出話に花を咲かせるうちにふたりは…。そして季節は秋になり、道長の娘・彰子(見上愛)が入内し、その6日後に定子(高畑充希)は皇子を出産。一条天皇(塩野瑛久)の気持ちはますます定子と皇子へと傾く。道長は晴彰(ユースケ・サンタマリア)に相談を持ち掛けると、とんでもない提案をされる。一方、まひろは懐妊が発覚し、宣孝(佐々木蔵之介)は喜ぶが…

NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイト

石山寺で偶然再会した道長とまひろ。

その後まひろは懐妊が発覚します。

同じように解任した定子は、自分がこの子を産んでいいのかと悩みつくすのです。

「俺の側で生きることを考えられぬか」と道長に問われていたまひろ。

一体2人はどうなってしまうのでしょうか。

最後に

いよいよ彰子の入内が決まりました。

定子に骨抜きにされている帝でしたが、道長が辞表をチラつかせて諫めた為、多少は改善されました。

しかし、根本が改善されないため、政治不安・天変地異はまだまだ続きます。

定子に翻弄されている帝ですが、道長の功績と内裏を何とかしたいという思いで道長の娘の入内を受け入れました。

帝の態度に近頃若干苛つきますが、若さゆえ、その一途な気持ちは抑えられないのでしょうか。

政に熱心な良き帝だっただけに悲しいですね。

今回、おっとりしすぎの彰子が登場しました。

何を聞いても、仰せの通り、これは道長でなくても困惑しますね。

彰子の行く末が気になります。

まあ、おっとりぼんやりした幼少期を過ごした道長の娘なのだから、この後、少しは変わるのでしょうかね。

これからどうなるのでしょうか。

今回、とても面白かったのは、嫡男と軽快なやり取りをした倫子でしたね。

表情豊かで軽妙なやり取りがとても面白かったです。

穏やかでしとやかな倫子が、田鶴の前でみせるいろいろな表情や口調にとても惹きつけられました。

嫌味を言う倫子も素敵でしたね。

さて次回、第27回「宿縁の命」では、まひろと中宮の懐妊が描かれます。

宣孝との仲は修復できるのか、出産していいのかと悩む中宮は一体どうするのか。

そして、再会してしまった道長とまひろは一体どうなってしまうのか。

次回、第27回「宿縁の命」見所満載で目が離せませんね。

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