2020年大河ドラマ「麒麟がくる」は、NHK総合にて日曜夜8時、BSプレミアムにて午後6時、BS4Kにて朝9時に放送中です。
前回、第5回「伊平治を探せ」は、主人公・明智十兵衛光秀(長谷川博己さん)が、美濃の守護代・斎藤利政(後の道三)(本木雅弘さん)に命じられて、京に出て鉄砲に纏わる謎を探るお話でした。
鉄砲の威力を知り、次の戦では鉄砲を使いたいと考える利政。
しかし光秀は、鉄砲は使い勝手が悪く、戦では役に立たないのではないかと指摘します。
それでも、京の将軍家を始め、名だたる大名が鉄砲を買い集め、作らせているのであれば、なにか秘密があるのかもしれないと、利政は光秀に探るように命じました。
光秀も独自に鉄砲を調べ、もう少し発射にかかる時間を短くすることはできないかと考えるのですが、素人では鉄砲を分解することができず、刀鍛冶だったらそれができないかと考えたのです。
明智家家臣の藤田伝吾(徳重聡さん)によると、明智の荘の近くに住んでいた酒癖の悪い飽きっぽい伊平治(玉置玲央さん)が、近江の国の国友村で鉄砲を作っているという噂があるといいます。
光秀はすぐに国友村に向かいました。
しかし、国友村の刀鍛冶たちは、鉄砲に関しての話は将軍家からどこにも漏らすなとお達しが出ているというのです。
それでは同郷の伊平治についてだけでも教えて欲しいというのですが、伊平治に関しても何も話せないと取り合ってはもらえません。
意気消沈して帰ろうとする光秀に一人の刀鍛冶が情報を漏らしてくれました。
その情報に従い、もう一度京に行きたいと利政に訴え、それに要する資金を要求すると、利政はしぶしぶ了承したのです。
刀鍛冶に聞いた情報を信じ本能寺に行ってみると、そこは公方様が視察に来ているということで門は閉ざされていました。
光秀が中を伺っていると、将軍奉公衆である細川藤孝(眞島秀和さん)が鉄砲を背負っている光秀を不審者と思い、処断しようと近づいてきました。
将軍の側近くに仕える細川藤孝は、本能寺の中にいる将軍を守るため、鉄砲を持っている人物を放置しておくことができなかったのです。
しかし、光秀にとっては言われなきことを言われて、鉄砲を取り上げられようとしたのです。
到底頷くことはできず、応戦することになりました。
抜刀し何合か打ち合っていると、それを制止する声がかかりました。
現れたのは時の将軍・足利義輝(向井理さん)。
義輝は、2人の打ち合いを見て光秀の強さと流派を見抜きました。
光秀は義輝や藤孝と同じ「鹿島の太刀」であるため、同門対決は止めるよう、義輝は藤孝を諭したのです。
義輝が去ると、かつて京で会ったことがある三淵藤英(谷原章介さん)が残りました。
光秀との再会を喜び、藤孝は異母兄弟であると紹介しました。
光秀が持っている鉄砲が、松永久秀(吉田鋼太郎さん)が用立てたものだと気づくと、これから一緒に会いに行こうと光秀を誘います。
しかし、光秀の目的は、本能寺でなぜ鉄砲が作られているのかその秘密を探ること、そして、鉄砲作りの名手・伊平治を探すことです。
光秀の話を聞いた藤英は、伊平治はひと月前に行方不明となり、自分たちも探しているのだと話しました。
伊平治がおらず、また、本能寺にも入れないのならば、鉄砲を用立ててもらったお礼を言うために、松永久秀を尋ねることになりました。
松永の陣所では、警戒が厳しく約束をしていると言っているのに、兵士が光秀たちを中には入れてくれません。
業を煮やした三淵は、兵士を一喝すると強引に中に押し入りました。
陣所の中ではにこやかに話しつつも一触即発の雰囲気を醸し出している2人。
今の京の荒れ果てようは、将軍家と管領家の力関係が逆転してしまったことが原因です。
将軍家の家臣であるはずの管領家・細川晴元(国広富之さん)の力が強くなりすぎ、将軍家を脅かしていました。
しかし、細川家でも主従の力関係の均衡が崩れてきており、家臣の三好長慶(山路和弘さん)と三好の家臣・松永久秀の力が強くなり、晴元を脅かしていました。
京では3つの勢力が微妙な均衡を保っていました。
そのため、将軍奉公衆の藤英と三好の家臣である久秀は表面では友好的にしていても、裏では対立関係にあったのです。
それでも、藤英は戦はしたくないと、久秀と友好関係を結ぼうとしていました。
久秀もまた、同様の考えを持っており、鉄砲を大量に所持していれば、戦の抑止力になると考えていました。
光秀は、戦を回避したいという2人の考えを知り安堵したのです。
藤英が立ち去ると、久秀は行方不明の伊平治のもとに行こうと誘ってきました。
抜け目のない久秀は、伊平治の所在を掴んでいたのです。
妓楼に隠れていた伊平治は、久秀からの鉄砲製造依頼をにべもなく断り続けていました。
しかし、光秀が同郷で、しかも、幼い頃に散々世話になった人物だと知ると、光秀の「鉄砲の仕組みを知りもう少し早く撃てるように改良したい」という依頼を受けたのです。
前回、第5回「伊平治を探せ」を見逃した方は、ぜひこちらをどうぞ。
それでは、第6回「三好長慶襲撃計画」のあらすじと感想です。
京の覇権争い
1548年秋、京で随一の力を誇っていた管領家・細川晴元と力をつけてきた三好長慶は京の覇権を巡り一触即発の緊張状態に陥っていました。
家臣が主君を討つ下克上が横行していた都は、不気味な静けさに包まれていたのです。
京にある松永久秀の陣所には、三好長慶の姿がありました。
この時、三好と細川の対立は激化しており、明日にでも三好が摂津の国で蜂起して攻撃して来るかと晴元は戦々恐々としていたのです。
そのように報告する久秀に、人を裏切ってばかりの晴元は人を疑うことが習い性だと笑うのです。
摂津で機を狙っているはずの長慶が、お忍びで京にいるということは、晴元も思いつかないだろうと、久秀も笑います。
無類の連歌好きの長慶は万里小路家で行われる連歌会に出席するために京まで来ていたのです。
主君の細川晴元も連歌会に誘えばいい、そうすれば長慶の平らかな気持ちが少しは晴元に伝わるのではないか、と久秀は進言するのですが、師匠もいる会なので、誰にも悟られたくない、と久秀の進言を断りました。
終わり次第、越水へ戻る、という主君の言葉に頷いた久秀は、連歌の会に向かう長慶の友をするため立ち上がり、愛用の槍を携えて連歌の会に向かったのでした。
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襲撃計画、発覚
京の寺の一室で、光秀は伊平治に習い、鉄砲の仕組みを学んでいました。
真っ直ぐに伸びた鉄の筒に美しい穴が貫通しています。
そのさまを光秀は美しいと賞賛しました。
その言葉を聞いた伊平治は、鉄砲を美しいといったのは、松永久秀と光秀の2人だけだと笑いました。
久秀は、人が工夫を凝らしたものは、みな美しい、と言っていたといいます。
世間では怖い人だと言われているが、久秀はいい人、しかし、今日という日を乗り越えられるか、と呟きました。
伊平治の呟きを聞き咎めた光秀は、伊平治に話の先を促します。
主君の三好と共に討たれてしまってはおしまいだ、と嘆きます。
伊平治の言葉を聞いていた光秀は、伊平治が何を言っているのかわかりません。
言い渋る伊平治を無理に促して聞いてみると、驚く計画があると聞かされました。
長く遊女屋で過ごしている伊平治は、聞くともなしに隣の部屋の密談も聞いてしまう、といいます。
それによると、本日行われている万里小路家での連歌の会にて、三好長慶と共の松永久秀を暗殺しようという計画を立てていたと言うのです。
計画を知った光秀は、すぐに動き始めました。
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援軍依頼
京の将軍奉公衆の三淵藤英の屋敷にて、舞の会が行われていました。
列席していた時の将軍・足利義輝や三淵藤英や細川藤孝も舞を楽しんでいました。
そこに、藤英に伝令がやってきました。
藤英・藤孝兄弟が部屋に訪れると、その場には平伏した状態の光秀が待っていました。
光秀は、三好長慶と松永久秀の危機を知らせるために、三淵邸にやってきたのです。
事情を説明し相談すると、弟の藤孝は急がないと間に合わなくなる、と動き出そうとします。
しかし、自分たちが駆けつける必要があるのかと兄・藤英は藤孝を止めたのです。
それに、三好と松永は昨年血を流して戦った相手、なぜ助ける必要があるのかと言い募るのです。
今は共に手を携え、京を安寧に保つために話し合っている、と兄は言っていたではないかと藤孝は反論します。
万里小路家の連歌の会を裏で操っているのは、細川晴元であると、藤英は聞いていました。
ならば、2人を討ち取りたいのは細川晴元。
所詮は細川勢の内輪揉めであるならば、自分たちが手を出すまでもない、と藤英は難色を示します。
しかしそんな藤英に藤孝は反論しました。
将軍家が細川と戦うことになったのは、将軍家を蔑ろにしている晴元の専横のせいであり、京の覇権が晴元の手に渡ってしまったら、京の安寧は保たれはしない。
憎いのは三好長慶や松永久秀ではない、と言うのです。
藤孝は、直ぐにでも救出に向かおうと立ち上がるのですが、藤英に制止されてしまいました。
藤英たち将軍奉公衆が動くということは、上意であると取られてしまう、それでは困る、そのことを含んで帰って欲しい、と光秀に断りを入れる藤英。
将軍・義輝は、扉を隔てて藤英の言葉を聞いていました。
そうして踵を返そうとする藤英に向かい、光秀は声を上げました。
将軍とは武家の棟梁であり、全ての武士の頭である。
武士の鏡であり武士を1つに纏め、世を平らかに治めるお方である。
今、この世は平らかではない、この京でも、将軍のお膝下で家臣同士が争っている、それに目を塞ぎ、背を向けて、関わりないと言うのか、それでは自分たち武士が1つに纏まる手立てがないではないか、将軍が争うなと一言命じなければ、世は平らかにはならない、将軍の側に仕える者ならば、そのように伝えて欲しい、これは私情ではなく武士の一人としてのお願いである、そう言うと、光秀は足早に邸を出て行きました。
扉を隔てて光秀の言葉を聞いていた義輝は、部下に光秀を追うように命令を下しました。
藤英も義輝の決断に頷き、三好・松永の救出に向かったのです。
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襲撃
その頃、既に万里小路家では連歌の会が始まっていました。
そこに、武装した集団が向かっています。
無頼の輩はずかずかと邸に入り込むと抜刀し、控えの間に詰めていた久秀に襲い掛かりました。
ウトウトしていた久秀も覚醒し、愛用の槍を手に応戦を始めます。
自分と主君を狙ったものであると気づいた久秀は、主君を助けるために急いで長慶の元に走ります。
暴漢はついに連歌の会の会場にまで到達してしまいました。
武器も持たず逃げ惑う三好長慶、よろけて体勢を崩したところを正面から斬られそうになり、危機一髪のところ、光秀が敵の背後から刀を投げ、長慶の危機を救いました。
すぐに藤孝も加わり、光秀と藤孝、長慶と久秀4人が背中合わせになり、敵と対峙します。
多勢に無勢ながら応戦していたところに、藤英が援軍を引き連れてやってきました。
長慶と久秀は敵が一瞬怯んだ隙に脱出に成功しました。
馬を駆り逃げる2人の姿を、街道沿いの1室から見ていた晴元は、暗殺の失敗に気づき、悔しさを噛み締めていました。
敵を排除し、一息ついた光秀は、自分が肩に一太刀浴びてしまったことに気づきました。
医者を呼ぶと言われた光秀は、それを断り、知り合いの望月東庵(堺正章さん)の処に行くと言い、藤英の家臣に東庵の家まで案内してもらいました。
しかし、家に辿り着く前に息が切れ、意識が朦朧となり、気を失ってしまったのです。
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再会
倒れた光秀は、夢を見ていました。
夢の中で、駒(門脇麦さん)が歌を歌っていました。
光秀が目を覚ますと、そこには心配そうに光秀を覗き込む駒の姿が目に入りました。
駒は、光秀が目を覚ましたことに喜び、すぐに東庵を呼ぶのです。
東庵は光秀の熱を測り、診察をしました。
東庵によると、光秀は東庵の家の前に意識を失った状態で倒れており、2日も目を覚まさなかったといいます。
2日間、駒は光秀につきっきりで看病をしていたのです。
熱も下がり、後は傷が塞がれば大丈夫、と言われた光秀は、東庵に謝意を伝えました。
光秀を心配する駒は、東庵が薬師如来に見える、と東庵の腕を絶賛します。
光秀は、自分が2日も寝ていたことに驚き、面倒をかけたことを駒に謝ります。
しかし駒は2日でも3日でもずっといていいのだと、変だけれども、光秀と一緒にいられて楽しいと告白しました。
それから10日後、東庵の家に藤孝がやってきました。
今は動くことができないでいる久秀から光秀あての見舞いの品を持ってきたというのです。
久秀は光秀に大層感謝していると伝えてきました。
久秀が藤孝に託した物は、水飴です。
それを聞いた駒は、「水飴!大好きです!」と叫ぶのですが、自分あてのものではないと気づき、気まずそうに下がりました。
久秀は、光秀は酒はあまり嗜まないから甘い物の方が良い、と言ったというのです。
以前、光秀が久秀と飲んだ時に酔い潰れ意識を無くしていた事を思い出し、久秀がそう言うのならばそうなのだろうと、藤孝に笑いました。
穏やかに笑う光秀を見ていた藤孝は、光秀は不思議な人だと感慨深く言うのです。
京では、松永久秀という人物は、鬼か蛇かと言われるくらいの恐れられている人物なのに、光秀は易易と近づき、親しくなっている、兄の藤英も光秀は美濃に置いておくのは惜しい人物だと評したというのです。
藤孝は、光秀が藤英の館で将軍について叫んでいたことについて、話し始めました。
将軍は武家の棟梁であり、鏡である、将軍が争いをやめろと言わなければ世が平らかにならない、と言った言葉に共感しているというのです。
光秀の言葉は、武士として当然のもの。
しかし、今の京ではその当たり前の考えを持つ武士は極僅かしかいません。
義輝は光秀の言葉をじっと聞いていたといいます。
藤孝は、心が痛かったと心情を吐露しました。
光秀のような人が味方になってくれたのなら、一緒に将軍を支えてくれればと願っているといいます。
できれば、美濃には戻らず、しばらく京にいてもらえないだろうかと藤孝は言い募りました。
しかし光秀は、今の京と美濃は同じだと話し始めました。
本来は守護である土岐氏が纏めていたはずの美濃でしたが、今では土岐家は没落し、守護代である斎藤家が纏めています。
しかし、土岐の代わりの柱になるほど美濃を纏めきれておらず、いつ内紛が起こってもおかしくない状況。
だから自分は美濃に戻り、美濃を1つに纏めるために尽力しなければならない、と言うのです。
5年先、10年先、美濃が1つに纏まった後に、美濃を上げて藤孝を支える、と光秀は約束しました。
争いを終え、1つになった諸大名が京に登って将軍家を支えるならば、世は平らかになるはず、自分たちはそれを待つ、それまで、戦う他ない、と藤孝は強い決意をにじませたのです。
そこに、東庵が駆け込んできました。
美濃の斎藤利政が大垣城に攻め込んだという知らせでした。
大垣城、ということは相手は織田信秀(高橋克典さん)。
大垣城は、かつては利政が治めていた城でした。
しかし、現在は織田信秀に奪われています。
大垣は豊かな穀倉地帯であり、交通の要所でもあります。
大垣を取り戻すことは、利政にとって悲願でした。
知らせを受けた信秀はすぐに大垣城に向かうのですが、利政の方が早く、大垣城はすでに落城していました。
利政は、大垣城奪還に成功したのです。
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美濃へ
しばらくすると、光秀は美濃への帰路の途中にいました。
嬉しそうに前を歩く駒に、京に戻るように言うのですが、駒は東庵から怪我人である光秀を1人で帰すわけにはいかないので付いていくように命じられた、と言うのです。
光秀は駒の言葉を疑い、本当に東庵はそう言っていたのかと咎めます。
重ねて京に戻れというと、ならば光秀も京に戻れと駒は言い返したのです。
埒があかず、先に折れたのは光秀の方でした。
仕方なく、前を歩く駒の後ろを歩いて行きました。
夜になり、2人は廃寺で夜を明かすことになりました。
外は暴風雨、気温が下がりとても冷えています。
駒は筵を調達してきて光秀に渡しました。
それでは駒が冷え切ってしまうと心配すると、駒は焚き火の前で休むし犬のように体温が高いから大丈夫と強がります。
筵を掛け柱に寄りかかり目を瞑る光秀は、焚き火の前で手をすりあわせている駒の様子が気になり眠ることができません。
光秀は同じ筵に入るように駒を促し、駒も戸惑いながら頷きました。
肩を寄せ合って身体を休める2人。
光秀は、自分が意識を失っている間に駒の歌声が聞こえたと言います。
あの歌を誰に教わったのかと聞くと、駒は、東庵に引き取られる前、伊呂波太夫という人がいる旅芸人の一座に拾われ育てられ、あちこちを回っていたといいます。
5つ、6つの頃のことです。
歌はそこで座長に教わりました。
そのため、今様を歌うことができたのです。
駒は今様を歌い始め、光秀はその歌声を聴きながら目を瞑りました。
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次回、第7回「帰蝶の願い」
駿河の今川義元(片岡愛之助さん)の動きが激化する中、尾張の織田信秀は危機感を感じていました。
今川の脅威に対抗するため、美濃の斎藤道三と和議を結ぶことを決意します。
その為に、道三の娘・帰蝶(川口春奈さん)を嫡男・信長(染谷将太さん)の嫁に迎えたいと申し込んできたのです。
織田に嫁ぎたくない帰蝶は、光秀に尾張への輿入れは止めたほうがいいと進言して欲しいと頼みますが、光秀は道三からも帰蝶を説得しろと命じられたのです。
板挟みになった光秀は一体どうするのでしょうか。
今回は、立ち回りが美しい回でしたね。
紅葉が舞い散る中、長谷川博己さん演じる光秀と、眞島秀和さん演じる細川藤孝の鋭くキレのある立ち回りは、とても美しく迫力もあり、見事でした。
吉田鋼太郎さん演じる松永久秀の立ち回りも力強かったですね。
今回は、駒の切ない思いが画面いっぱいに伝えられてきていました。
光秀の怪我は心配だけれど、一緒にいられて嬉しい、という駒の初々しい思いはとても微笑ましかったです。
次回、第7回「帰蝶の願い」は、帰蝶の番ですね。
光秀への思いを伝えられるのか、しかし武家の姫として家のために嫁ぐ運命です。
切ないですね。
父親たちは領土を広げることに夢中で、子供は道具でしかない時代、切なく厳しい時代です。帰蝶と信長、そして光秀、若者たちのままならない葛藤に注目したいですね。
来週も、楽しみです。