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西郷どん 第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」のネタバレとあらすじと感想。

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毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。

2018年2月4日、第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」が放送されました。

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前回、薩摩藩主、島津斉興(鹿賀丈史さん)が、嫡男の島津斉彬(渡辺謙さん)を推す一派を大粛清しました。その騒動は、側室の由羅(小柳ルミ子さん)が裏で手を回していたと噂されたことから、「お由羅騒動」と呼ばれました。

その粛清で、西郷吉之助(鈴木亮平さん)らの師である、赤山靱負(沢村一樹さん)も切腹させられました。

また、大久保正助(瑛太さん)の父、次右衛門(平田満さん)は喜界島へ島流しとなり、連座で正助も謹慎させられました。

吉之助は、薩摩の現状を、江戸にいる島津斉彬(渡辺謙さん)に書状を送って訴えます。斉彬は、ついに父斉興と対決。斉興を隠居させ、薩摩藩主の座を手に入れたのでした。

斉彬の、藩主としての国入りを喜ぶ薩摩の民たち。斉彬の時代が始まりました。

前回の第4回「新しき藩主」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」のあらすじと感想です。

目次

御前相撲

斉彬は、斉興に重用された家臣たちを罷免する事無く、3年は体制を変えないと家臣たちの前で宣言しました。異母弟の久光(青木崇高さん)をはじめ家臣たちはホッとします。

代替わりのイベントとして、斉彬は相撲大会を開催することにしました。

知らせを聞いた吉之助たちは、褒美が米10俵という事もあって、郷中総出のその大会に向けて、稽古を始めました。

高麗町郷中の大山格之助(北村有起哉さん)も、「勝つのは自分たち。」と張り切っています。

そんななか、有村俊斎(高橋光臣さん)が「斉彬公がお由羅におもねっていた家臣たちをそのまま用いる。」という知らせを吉之助たちにもたらします。

糸は「赤山先生が報われない。」と言い、正助は「父上が喜界島から戻れない。」と落胆します。正助の母、福(藤真利子さん)はショックあまりその場に倒れてしまうのでした。

吉之助は、「御前相撲で勝てば、殿様に直接会うことが出来るので、直訴しよう。」と提案し、皆が話に乗ります。そして相撲の稽古に一層励みます。

はじめ、吉之助が出るつもりでいましたが、村田新八(堀井新太さん)が、下加治屋町郷中の総代として出ると言い出し、二人で相撲を取ってみたら、実際新八が勝ったので、下加治屋町郷中からは、新八が参加することになりました。

斉彬は、黒酢を持って隠居した斉興のもとを訪れ、相撲観戦に誘いますが、「金の無駄遣い。」と切り捨て参加も拒否します。由羅も一緒です。

久光も斉彬と一緒に来て仲を取り持とうとしましたが、二人の頑なな態度は変わりませんでした。

斉興の体制を3年は変えないという斉彬の言葉を信じられないとはねつけていました。仕方がないですね。由羅にとっては斉彬ってそんな憎いんでしょうか?

「あさイチ」で由羅役の小柳ルミ子さんが出演されていて由羅の事を「愛情深い人だったのでは?」とおっしゃっていました。ならば前回の「久光はどうなるのですか?」は本当に久光を心配しての言葉だったという事でしょうか?斉彬も久光と同じ、由羅の愛する殿様の子ですが…。

と私は、今回はこのシーンだけの出演だった由羅の虜になっています。

糸に縁談

岩山糸(黒木華さん)に、父直温の上役の長男、海老原重勝(蕨野友也さん)との縁談話が来ました。赤山のところで糸を見初めたとの事です。

仕送りをしなくていい、岩山家の栄達も望める相手に、糸の父は大満足です。

突然の話に戸惑いながら、橋の上を歩いていた糸は、履いていた下駄で結婚を占おうと飛ばしたところ、橋の下で鰻を取っていた吉之助の頭にヒットします。

吉之助は何が頭に当たったかもわからないまま橋の上に上り、糸が片方しか下駄を履いてないのを見て、糸の下駄であったと知ります。

糸は、謹慎中の正助に何度も差し入れに来ては、正助の家の手伝いをしている事を知っていた吉之助は、その日も正助のもとに行くと思い込んで、糸をおぶって正助の家へ送り届ける事にしました。喜ぶ糸。

仲良さそうな二人を遠くから見つめる人物がいました。糸の縁談の相手、海老原でした。

糸の縁談話は、西郷家と大久保家にも伝わっていました。密かに糸に思いを寄せる正助は、複雑です。

前々から正助の思いに気付いていた有村俊斎(高橋光臣さん)は、「糸をこのまま嫁がせていいのか?糸も正助の事を好いているはず。でないとこんなに足しげく通ってこないはず。」と話します。俊斎の言葉に喜ぶ正助。しかし謹慎中の身の上なので、何も出来そうもありません。

海老原は家柄も人物も良く、相撲も城下で指折りの強い男という、申し分ない相手です。

高見馬場の筆頭として、今回の御前相撲に参加すると聞いた吉之助たちは、下加治屋町郷中の総代として参加する新八に、海老原に勝つよう指示するのでした。

於一も観戦

次右衛門と正助の赦免の事、海老原の事。そして褒美の米10俵。様々な思いが寄せられた御前相撲の日がやって来ました。

吉之助と有馬新七(増田修一朗さん)は、本番が近づいてきているのに、新八がお腹を壊して厠から出て来ないと慌てます。新八は前の晩に力を付けるため、沢山食べた事が仇となっていました。

御前相撲には、島津一門四家の姫たちも来ていました。姫たちの末席に、のちの篤姫となる、於一(北川景子さん)もいました。

続いて、藩主斉彬も登場します。吉之助たちは一斉に膝と手をついて頭を下げ、斉彬を迎えます。

憧れの人物の登場に息を飲む吉之助。

家臣の山田為久(徳井優さん)の号令のもと、御前相撲が開始されました。

はじめの一番には、高麗町郷中の大山格之助が出てきて、斉彬は、側にいる家臣から参加者の人物紹介を受けます。

試合が進む中、やっと厠から出てきた新八を土俵へ連れて行こうとしますが、すぐに厠へ引き返しどおしようもありません。

土俵では、新八の名前がコールされますが出て来られません。代わりに吉之助がまわしをつけて、土俵へ現れます。

事前の申請と違う人物の登場に、参加が認められないと山田に言われますが、「西郷吉之助」という名前を憶えていた斉彬が、山田に合図を送り、参加を許します。

斉彬は吉之助について、側にいた家臣に聞きます。

「郡方書役助、西郷吉之助。仕事には熱心ですが、自分が正しいと信じた事は、上役に刃向かってでも曲げん強情なところがあるようで、役所内の評判は芳しくありもはん。」

その紹介を聞いて斉彬は小さく笑います。一緒に聞いていた於一も聞き入っていました。

そして於一は、隣にいた於哲(杉岡詩織さん)に相撲の勝敗を賭けようと持ち掛けるのでした。

北川景子さん、初登場です!他の姫の役の人たちに比べて一人、大人でした。

正助、糸の思いを知る

一方その頃、糸は西郷家に来ていました。前に吉之助は、下駄をなくした糸に、糸の足のサイズに合った草履を編んで、渡していました。

糸は、そのお礼と下駄をぶつけたお詫びと言って、小さな巾着を吉之助の妹、琴(桜庭ななみさん)から渡してもらうよう、頼んでいました。

糸が来た事を知って、西郷家に顔を出す正助。相撲を見に行っていなかったのかと尋ねると、「人が多い所は苦手だから。」と糸は曖昧な返事をします。琴が「結婚する相手を見たいとは思わないのか?」と正助に続けて質問すると、また「別に…。」と曖昧な返事をする糸。

糸の様子が気になった正助は糸と二人で話をします。

「もしかしたら、心に思う人がいるのでは?糸さぁが、思っちょっ男といっしょになるべきでごわす。」と正助は言います。明言は避けるものの、好きな人がいる様子の糸。

正助は糸の足元を見ます。糸は吉之助からもらった草履を大切に履いていました。

糸の思いに気付く正助。黙り込むしかありませんでした。

ショックですね!これは。俊斎も勘違いして、ドヤ顔で「糸も正助の事を好きだろう。」と言って正助もそうだと思って喜んでいたのに!ただ、謹慎中だから糸の結婚を阻めないと考えていたのに!

俊斎も罪な男です。ところで、俊斎は今週から髪の毛があってちゃんと結ってましたね。

子供の時は茶坊主だったから丸めていただけでしょうか?

この俊斎のキャラクターは面白くて好きです。

さて、御前相撲に戻ります。

吉之助は順当に勝ち上がり、あと二つ勝てば優勝。というところまで来ていました。

次の相手は大山格之助です。「勝っても負けても恨みっこなしじゃ。」という格之助。

どっちが勝っても、正助と次右衛門の赦免の事をお願いする約束です。

試合が始まる前に、於一はどちらが勝つか、賭けるのに少し迷います。「勝負は時の運。」という於哲に、「勝負は、思いが強か者こそが勝ちもす。」という於一。

「この勝負、私は西郷に賭けもす。」と言って於一は、お菓子を賭けます。

試合は、吉之助が勝ちました。口いっぱいにお菓子をほおばる於一。

そして、いよいよ決勝銭。相手は海老原です。海老原は、一つ前の試合で左足を痛めたという情報が吉之助に入ります。大山たちは左足を狙えと言いますが、吉之助は迷います。

俊斎が「正助の代わりに投げ飛ばせと言っていたのは吉之助さぁじゃなかとか。」と新八に吉之助が言っていた言葉を出します。

大山も「正助の為に勝って、赦免を願え。」と念を押すのでした。

土俵に上がる吉之助と海老原。海老原も「情けは無用じゃ。」と言います。

「わざと負けるつもりか?」於一は心配します。斉彬は「この勝負、わしと賭けぬか?」と於一に持ち掛けます。

於一は「私が賭ける相手は決まっています。」と言うと、「わざと負ければ、大損だぞ。」と斉彬がけしかけても、於一は変えませんでした。

試合開始。作戦通りに左を狙える態勢になりましたが、吉之助は右に態勢を切り替え、相手の不利につけ込まず、正々堂々と投げ飛ばし、勝ちを得たのでした。

喜びに沸く郷中の面々。父吉兵衛(風間杜夫さん)も「そいでこそおいの息子じゃ。」と誇らしげです。

於一と斉彬の賭けは、於一の勝ちでした。

吉之助、斉彬を投げ飛ばす

喜びもつかの間、斉彬が吉之助の前に進み出てきて、「次はわしが相手じゃ。」と土俵に上がってきました。

驚く一同。震える吉之助です。

周りの皆は小声で「負けろ。」「勝ったら首が飛ぶぞ。」と囁きます。

意を決し、土俵に上がる吉之助。

場面は、吉兵衛と吉二郎(渡部豪太さん)が二人だけで西郷家に戻ってきて、吉之助優勝を茫然としながら家族に伝える様子に切り替わりました。

なんと、吉之助は斉彬を投げ飛ばしてしまい、牢に入れられたというのです。

今回はここで終わりです。

牢に入れられた吉之助は切腹か?

次回は、一緒に牢に入れられていた謎の男(劇団ひとりさん)の話が出てくるようです。

謎の男って劇団ひとりさんらしいですね!

それから、斉彬はわざと負けたっぽいですけどね~。

試しているんじゃないでしょうか?

次回、第6回「謎の漂流者」です。

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