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西郷どん。ヒー様こと一橋慶喜を演じるのは名優の血を継ぐ松田翔太。
西郷どん関連記事大河ドラマ「西郷どん」で、徳川幕府最後の将軍となる一橋慶喜(ひとつばし よしのぶ)を演じるのは松田翔太さんです。品川宿でのヒー様こと一橋慶喜と西郷吉之助との出会いは印象に残るものでした。 着流し姿の一橋慶喜のカッコイイ登場に大河ドラマファンは一様に見惚れてしまったことでしょう。その一橋慶喜の人物と扮する松田翔太さんの演技やプロフィールについてまとめてみました。 一橋慶喜ってどんな人物? 第9代水戸藩主・徳川斉昭の7男として1837年に生まれた松平七郎麻呂が後の一橋慶喜となる子供の幼名... -
「おんな城主 直虎」から「西郷どん」まで。徳川幕府264年の総復習(その14 幕末。桜田門外の変)。
直虎関連記事井伊直弼が行った安政の大獄。これにより100人を超える大量処分者が出ました。中でも戊午の密勅を天皇から降下された水戸藩士に対する処罰は厳しいものでした。戊午の密勅を返納するかしないかで水戸藩内は割れ、穏健派は返納に同意するのですが、過激派は抵抗を強めます。 藩を出て、元凶となった井伊直弼に対する恨みをはらすため、直弼襲撃計画が立てられました。それが「桜田門外の変」です。これにより、水戸藩も幕府も彦根藩も大ダメージを受けることになります。 経緯 この桜田門外の変が起こるまでに、様... -
西郷どん 第15回「殿の死」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。2018年4月22日、第15回「殿の死」が放送されました。前回、篤姫(北川景子さん)の働きかけにより、徳川家定(又吉直樹さん)は、次期将軍に一橋慶喜(松田翔太さん)を指名。井伊直弼(佐野史郎さん)の刺客に命を狙われた慶喜は、井伊に「今の幕府でこの世の泰平を保てると本気で信じているのか。」と投げかけ、自ら将軍になると決意しました。 吉之助と橋本左内(風間俊介さん)は、急ぎ京へ向かい、近衛忠煕(国広富之さん)協力のもと、幕府へ詔を賜う... -
西郷どん。尾上菊之助が熱演中の勤王の僧・月照。その生い立ちと西郷隆盛との関係。
西郷どん関連記事西郷どん第13回「変わらない友」で初登場した京都の僧、月照。その雅な雰囲気に、西郷吉之助も見とれていた様子でしたね。 月照はこれから、吉之助の人生にどのように関わってくるのでしょうか?歴史上の足跡を詳しく調べてみました。また、月照役の尾上菊之助さんとは、どのような俳優なのか、こちらもまとめてみました。 月照の生い立ち 大阪の町医者・玉井宗江の長男として、父の実家の讃岐で生まれます。文化10年(1813年)生まれ、西郷隆盛より15歳年上ですね。友松圓諦という明治の仏教学者の本『月照』に「其... -
西郷どん。関ジャニ∞の錦戸亮さん熱演中の西郷従道と錦戸亮さんの魅力。
西郷どん関連記事大河ドラマ『西郷どん』の冒頭で出た、錦戸亮さんが演じる吉之助の弟、西郷従道。人気者の隆盛に比べ、あまり知られていない従道ですが、明治政府で大きな役割を果たした人です。 吉之助は「大西郷」と呼ばれるのに対して、従道は「小西郷」と呼ばれています。西郷従道の生涯と、後半は演じる錦戸亮さんについてみていきたいと思います。 幕末の西郷信吾(従道) 西郷従道は、天保14年(1843)、5月5日、薩摩加治屋町生まれ。幼名は「龍助」、茶坊主の時は「龍庵」。文久元年(1861)からは「信吾」となり、明治4(1871)... -
西郷どん 第14回「慶喜の本気」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。2018年4月15日、第14回「慶喜の本気」が放送されました。前回、篤姫(北川景子さん)の、将軍徳川家定(又吉直樹さん)への輿入れを成し遂げた島津斉彬(渡辺謙さん)に伴い、西郷吉之助(鈴木亮平さん)は薩摩へ帰郷しました。しかし、幕府の老中阿部正弘(藤木直人さん)死去の知らせを受けて、江戸へ戻る事になり、吉之助は、江戸行きを希望している、婚礼を挙げたばかりの大久保正助(瑛太さん)を一緒に連れて行きたいと斉彬に願い出ました。 正助とは... -
西郷どん 第13回「変わらない友」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。2018年4月8日、第13回「変わらない友」が放送されました。前回、篤姫(北川景子さん)の将軍、徳川家定(又吉直樹さん)への輿入れの話が進まない事にしびれを切らした幾島(南野陽子さん)が、江戸城大奥にいる家定の生母、本寿院(泉ピン子さん)への働きかけをする事を島津斉彬(渡辺謙さん)に提案しました。幾島と西郷吉之助(鈴木亮平さん)が、品川宿の磯田屋で聞き出した情報を基に、山田為久(徳井優さん)と吉之助は、諸藩の役人を接待、協力を得る... -
西郷どん。橋本左内ってどんな人?風間俊介さん熱演の橋本左内と安政の大獄。
西郷どん関連記事大河ドラマ「西郷どん」の第10回から、橋本左内という人物が登場します。福井藩の蘭方医という肩書きで、真面目で賢く、機知に富んだ人物という印象ですね。次期将軍に一橋慶喜を推すグループの一角として、活躍します。 どのような生い立ちで、今後はどんな運命をたどるのでしょうか?さらに、演じる風間俊介さんについても詳しく調べてみました。 生い立ち 橋本左内は、1834年(天保5年)福井藩医の家に生まれました。子供の頃から聡明で賢く、謙虚で温和な人柄だったそうです。藩外でより多くの知識を学ぶことを... -
「おんな城主 直虎」から「西郷どん」まで。徳川幕府264年の総復習(その13 幕末。安政の大獄)。
直虎関連記事きっかけは、日米修好通商条約でした。アメリカ側に領事裁判権があり、日本に関税自主権がないこの不平等条約を朝廷の勅許を得られないまま結ばざるを得なかった大老・井伊直弼は一橋派の反発を受けることになりました。 攘夷派である水戸藩前藩主・徳川斉昭や薩摩藩主の島津斉彬は抗議のために行動を起こし、その結果、井伊直弼による大規模な粛清が始まります。 安政の大獄 経緯 1858年7月29日、日本はアメリカ合衆国と日米修好通商条約を締結しました。日米和親条約締結から、自由通商についての条約締結を計画... -
西郷どん 第12回「運の強き姫君」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。2018年3月25日、第12回「運の強き姫君」が放送されました。前回、島津斉彬(渡辺謙さん)の嫡男、虎寿丸(藤本悠希さん)が亡くなり、斉彬自身も倒れました。斉彬は無事回復しましたが、斉彬の食事に毒が盛られていた事が分かり、何者かが命を狙っていると犯人捜しを始めた西郷吉之助(鈴木亮平さん)。前藩主、島津斉興(鹿賀丈史さん)を問い詰めるも、犯人ではありませんでした。疑われた斉興は、「あいつを憎んでいるのは山ほどいる。」と他にも容... -
西郷どん。風間俊介さんが演じる橋本左内!安政の大獄で散った太く短い生涯。
西郷どん関連記事大河ドラマ「西郷どん」ではジャニーズの風間俊介さんが演じる橋本左内。鈴木亮平さん演じる主人公・西郷隆盛が同輩の中で誰よりも尊敬する存在であったと残しています。西南戦争で西郷が自刃する際に携帯していた革文庫の中に、橋本左内から西郷に当てた手紙が入っていたといいます。 最後の瞬間まで大事にしていた橋本左内の手紙。彼らの絆はどれほど深かったのでしょうか?越前福井の若き天才は、安政の大獄で26歳という若さで散っていきます。橋本左内の26年の短い生涯を考えてみましょう。 橋本左内の生涯 橋... -
西郷どん 第11回「斉彬暗殺」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。2018年3月18日、第11回「斉彬暗殺」が放送されました。前回、島津斉彬(渡辺謙さん)は、篤姫(北川景子さん)に、輿入れ先は十三代将軍、徳川家定(又吉直樹さん)と告げました。西郷吉之助(鈴木亮平さん)は、越前の橋本左内(風間俊介さん)から、家定には子は作れない事と、斉彬が、幕府内での力を付けるために篤姫を将軍に嫁がせ、さらに次の将軍に一橋慶喜(松田翔太さん)を推そうとしている事を聞かされます。 今回は、斉彬が篤姫を御台所にする為... -
「おんな城主 直虎」から「西郷どん」まで。徳川幕府264年の総復習(その12 幕末。日米修好通商条約)。
直虎関連記事日米和親条約締結のため、日本初の総領事となったタウンゼント・ハリス。彼は、当初からアメリカ大統領の命を受け日本との通商を目的としていました。 しかし、幕府は通商には消極的で、ハリスの駐在も拒否しようとしていました。水戸藩・徳川斉昭や薩摩藩・島津斉彬を始めとする攘夷派の動きも活発になり、開国派と攘夷派の対立も激しくなってきました。不平等条約と呼ばれた「日米修好通商条約」を幕府が締結するまでの経緯とその影響を考えてみましょう。 日米修好通商条約調印 日米和親条約により、日本初の総... -
西郷どん。黒船来航とマシュー・ペリー提督が派遣された理由と開国。
西郷どん関連記事浮世絵や歌舞伎が大衆にも広まった化政文化の後。西洋の文化が入り始め、各藩が西洋式の大砲を作り、西洋の種痘などの治療も始まった頃の1853年。アメリカ合衆国の船4隻が浦賀に現れ、開国を要求しました。 日本国内は庶民から幕府まで、上に下にの大騒ぎとなります。日本中をびっくりさせた”黒船”とは、どういった経緯で日本に来たのか、ちょっと調べてみました。 ペリー提督 まず、船舶団の代表者だったマシュー・ペリーとはどのような人物だったのでしょうか?1794年アメリカのロードアイランド州で生まれ、父... -
「おんな城主 直虎」から「西郷どん」まで。徳川幕府264年の総復習(その11 幕末。黒船来航と将軍後継問題)。
直虎関連記事イギリスの産業革命に伴い、欧米諸国の動きが激しくなってきました。日本近海にも欧米の船の姿が頻繁に見られるようになり、様々なトラブルも起こり始めてきました。頑なに鎖国を続ける日本に対し、外交があったオランダ国王は1844年に幕府に世界情勢を説き開国を進言するのですが、幕府はこの進言を退けています。 その後、開国・通商を要求してくる異国人たちを排斥しようとする攘夷派と外国の軍事力との差を認識し、開国もやむなしとする開国派と分かれていきます。しかし、その対応を担うはずの幕府は将軍が病... -
西郷どん 第10回「篤姫はどこへ」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。2018年3月11日、第10回「篤姫はどこへ」が放送されました。前回、島津斉彬(渡辺謙さん)から「お庭方」という役目をもらった西郷吉之助(鈴木亮平さん)は、大山格之助(北村有起哉さん)と有村俊斎(高橋光臣さん)に品川宿に連れていかれ、薩摩で借金のカタに売られた村娘、ふき(およし:高梨臨さん)と再会し、さらに「ヒー様」と呼ばれる謎の男とも遭遇します。 その後、「お庭方」として斉彬の命令で前水戸藩主、徳川斉昭(伊武雅刀さん)に書状を渡... -
「おんな城主 直虎」から「西郷どん」まで。徳川幕府264年の総復習(その10 幕末。幕末年表と諸外国の動き)。
直虎関連記事「幕末」というといつからいつのことを指すと思いますか?「幕末」とは、読んで字のごとく幕府の末期。江戸幕府が政権を握っていた時代の末期を表します。いろいろな説はありますが、1853年の黒船来航から戊辰戦争が終わる1869年までの期間を「幕末」と定義することが多いようです。徳川将軍家で言うと、12代家慶が亡くなり、13代家定~15代慶喜までの期間です。これまで徳川将軍家の動きを中心に見てきましたが、この幕末という時代は、様々な思想を持つグループが同時に動いてきます。将軍家の動き、幕府の動き、そし... -
西郷どん 第9回「江戸のヒー様」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。 2018年3月4日、第9回「江戸のヒー様」が放送されました。 前回、藩主島津斉彬(渡辺謙さん)から江戸行きへ同行するよう指名された西郷吉之助(鈴木亮平さん)は、家族と大久保正助(瑛太さん)ら郷中仲間が必死でかき集めたお金で支度金を用意し、なんとか江戸行きに加わる事が出来ました。 妻の須賀(橋本愛さん)は、父伊集院直五郎(北見敏之さん)と離縁を申し出て来て、手切れ金としてお金を渡し、家族の為に夢を諦めようとする吉之助の背中を押し... -
西郷どん。天璋院篤姫の北川景子さん、宮崎あおいさんも演じた篤姫の生涯。
西郷どん関連記事「西郷どん」で北川景子さんが演じる於一(おかつ)こと篤姫。2008年の大河ドラマ「篤姫」(宮崎あおいさん)の主人公として有名です。 平均視聴率24%という大人気ドラマとなり、あまり知られていなかった篤姫という歴史上の女性を、一躍有名にしました。篤姫とは、どのような生涯を送った女性なのでしょうか。まとめてみました。 生まれ 天保6年(1835年)12月19日に、薩摩藩の重臣・今和泉家の第4子として生まれました。幼いころは於一(おかつ)、一子(かつこ)などの名で呼ばれていました。島津家の分家である今和泉家の... -
西郷どん 第8回「不吉な嫁」のネタバレとあらすじと感想。
西郷どん毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。2018年2月25日、第8回「不吉な嫁」が放送されました。前回、西郷吉之助(鈴木亮平さん)は、伊集院直五郎(北見敏之さん)の娘、須賀(橋本愛さん)と結婚しましたが、入れ替わるように父、吉兵衛(風間杜夫さん)と母、満佐(松坂慶子さん)が亡くなりました。新しい年を迎えた西郷家。皆でお墓参りして「今年こそ良か年になりますように。」祖母のきみ(水野久美さん)が言うと、「私がおっで、良か年にはならんち。」須賀がふてくされたように言います。 嫁...