青天を衝け 第8回「栄一の祝言」のあらすじと感想とネタバレ

2021年大河ドラマ「青天を衝け」は、NHK総合にて毎週日曜夜8時から、BSP、BS4Kにて毎週日曜午後6時から、毎週土曜日午後1時5分から再放送が放送中です。

目次

前回のあらすじ

武蔵野国尾高道場に道場破りに来た真田の勧めもあり、尾高長七郎(満島真之介さん)が江戸へ旅立つことになりました。

送別会で、兄の尾高惇忠(田辺誠一さん)は、弟を鼓舞するような、家は自分が守る、だからお前は江戸で名を残せ、励め、というような漢詩を贈りました。

翌朝、長七郎は皆の期待を一身に背負って江戸へと旅立ったのでした。

長七郎が帰ってきたら、剣の勝負をして欲しい、と渋沢喜作(高良健吾さん)が長七郎に勝負を挑んだことを聞いた惇忠は、喜作の真意を聞こうと家に呼びました。

喜作は、自分に縁談が持ち込まれたことを打ち明けます。

両家とも乗り気になっているのですが、喜作は千代(橋本愛さん)に想いを寄せていました。

勝手に縁談がまとめられる前に、自分で嫁を決めたい、と千代の兄である長七郎に勝負を挑んだのです。

惇忠は、それならば母にも話をしよう、と乗り気になるのですが、話を聞いていた渋沢栄一(吉沢亮さん)は、喜作が千代の夫となっては千代が苦労する、と口を挟んだのです。

2人は千代をめぐって取っ組み合いの喧嘩をしたのでした。

江戸では、老中・阿部正弘の急死により堀田正睦(佐土井けん太さん)が政務を担うことになりました。

開国派の堀田は、日本を開国させようと動き始め、それに反発した徳川斉昭(竹中直人さん)はまたしても朝廷に対し幕府を非難するような文書を送ってしまったのです。

幕府から、斉昭の行いに対して抗議する使者が訪れるのですが、斉昭は激高して使者を怒鳴り散らしてしまいます。

結局、今後幕府は斉昭の意見は求めないということになってしまいました。

その後、息子の徳川慶喜(草彅剛さん)からも厳しく非難され、妻の吉子(原日出子さん)にも諭され、斉昭は幕府に謝罪文を出さざるを得なくなったのです。

血洗島では栄一の姉・なか(村川絵梨さん)が嫁ぎました。

千代と喜作の縁談も進んでいると聞いた栄一は、落ち着かなくなり尾高の家に向かいます。

千代に喜作との縁談を聞くと、千代はありがたい話、と前向きに受け止めているようでした。

それを聞いた栄一は、自分の気持ちに蓋をして、良かった、と告げたのでした。

江戸では、松平春嶽(要潤さん)が中心となり、慶喜を将軍後継にと望む声が高まってきていました。

米国の外交官・ハリスとの会見も、慶喜に任せた方が良いのではという意見まで出ているようです。

13代将軍・家定(渡辺大知さん)の妻・篤君(上白石萌音さん)は、養父・島津斉彬や松平春嶽から、慶喜を次代の将軍にするべく大奥から働きかけろという命を受けているため、面倒なことは任せてしまっていいではないかと家定を誘導するのですが、家定の乳母・歌橋(峯村リエさん)が、家定が軽んじられていると訴え、激高した家定は自分が会見すると息巻いてしまいました。

将軍との会見のため、江戸に入ったハリスの行列を見た長七郎は、幕府に怒りを覚えます。

同行していた真田は、激昂する長七郎を思誠塾の大橋訥庵(山崎銀之丞さん)の所に連れて行きます。

大橋の話に感動した長七郎ですが、生意気な態度で塾生の怒りを買い、剣を持った塾生たちに囲まれてしまいました。

それでも臆せず立ち向かおうと自分も剣を抜く長七郎を、大橋は認めたのでした。

江戸での生活に馴染んできた長七郎から手紙を受け取った栄一。

そこには、千代と夫婦になるのは栄一だと思っていたと書かれていました。

自分の欲しいものは何か、己の胸によく聞いてみろ、と諭された栄一でした。

今年の藍売りには、父ではなく惇忠と共に行くことになりました。

行く先々で自然に触れ、それを漢詩に読む栄一と惇忠。

栄一たちが旅で読んだ漢詩は巡信記詩という漢詩集にまとめられています。

山の頂に着いた栄一は青天に手を伸ばし、陽光を手のひらに収め握り締めました。

栄一の気持ちが固まった瞬間でした。

血洗島に戻った栄一は、取るものも取り敢えず千代のもとへと走り、自分の気持ちを告げました。

その頃、江戸城内にて、家定は、堀田や松平春嶽に変わり、自分を支える重臣がいないか考えていました。

そこに現れた井伊直弼(岸谷五朗さん)。

実直そうな井伊直弼を家定は気に入ったのでした。

前回、第7回「青天の栄一」を見逃した方はぜひこちらをどうぞ。

それでは第8回「栄一の祝言」のあらすじと感想です。

勝負の行方

藍売りから戻った栄一は、「俺は、お前が欲しい」と千代に想いを告げました。

栄一の突然の告白に千代は戸惑い、涙を流します。

動揺する栄一に、千代は「ずっと嫌われたと思っていたもんだから、ホッとして…」と答えます。

千代の笑顔を見た栄一は、千代に話したかったことがいっぱいある、と惇忠と出かけた旅の話を始めました。

惇忠と2人、本来ならば行かなくていい険しい道を辿り山頂を目指して登った山。

あの苦労をしないと見られない景色がそこにはあったといいます。

特に青、空一面の青、藍の青とも川の青とも違う空一面の青。俺は己の力で立っている、青い天に拳を突き上げている、霧が晴れて道が開かれた気がした、俺の道だ、人は弱いばかりではない、強いばかりでもない、藍を作って、百姓であっても大いに戦って、俺はこの世を変えたい、その道をお千代と共に…、と言ったところで木刀を持った喜作が現れました。

江戸に行った長七郎から手紙が来ましたが、栄一と喜作それぞれに宛てた手紙が同封されていました。

その喜作宛の手紙には、千代を嫁に欲しいなら、長七郎とではなく栄一と勝負しろ、と書かれてあったと言うのです。

栄一は千代をかけて喜作と剣術勝負をすることになりました。

道場で向かい合い、栄一と喜作が気合の入った声を上げると勝負が始まりました。

激しい打ち合いが続きます。

道場内だけでは収まらず、庭に出ても打ち合いは続きます。

外から駆け込んできた女性(成海璃子さん)がキョロキョロと視線を巡らせ、喜作の姿を見つけると、喜作に「喜作さん、気張って!」と声援を送りました。

すると、息を飲んで二人を見守っていた観衆もそれぞれに「気張れ!」と声援を送ります。

2人の戦いはまた道場内に戻り、お互い剣を絡ませたままにらみ合いが続きます。

千代は思わず、「栄一さん、気張って」と声をかけました。

互の剣を振り払って向かい合った2人は、渾身の一撃を同時に打ち込みました。

それはお互いの脇腹に決まり、2人はそのまま横に倒れました。

惇忠は「それまで!」と声をかけ2人を制すると、僅かの差としながら勝者は喜作、と告げたのです。

うな垂れる栄一。

喜作は立ち上がると千代のもとへと近づきました。

「お千代、あいつは俺の弟分だ、見ての通り、実にまだまだの男だ。そのくせ、この世を変えたいなんてでかいことを言い出す。あいつにはお前のような確り者の嫁がいた方が良い。悪いがこの先、あいつの面倒を見てやってくれ」と告げたのです。

そう言うと、喜作は栄一の下まで歩いていき、「幸せにしろよ」と栄一に千代を託し、その場を立ち去りました。

「どういうことだ?」と話が飲み込めずうろたえる惇忠に、栄一は「あにい、お千代を俺の嫁にください」と頭を下げました。

千代の気持ちは、と惇忠が千代の方を振り向くと、千代も栄一の横に座り、一緒に頭を下げました。

「何だ、お前たち、想い合っていたのか…。栄一は俺の同士であり可愛い弟分だ。そういうことなら、認めぬわけにはいかないだろう」と惇忠は2人の結婚を認めたのでした。

立ち去った喜作の後を、喜作に声をかけた女性が追いかけていました。

女性が喜作の勇姿を褒め、「実にお見事な腕前でした、よしは喜作さんに惚れ直しました」と告げたのです。

「よし?」と聞き返した喜作は、よしが、己の見合い相手であったと思い至りました。

よしの屈託のない笑顔を見ていた喜作は、よしの差し出した握り飯を受け取り、笑顔になったのでした。

徳川家康(北大路欣也さん)のお話、井伊直弼

関ヶ原の戦いで一番槍を上げた井伊直政は、徳川の世を作るのに貢献しました。

徳川の井伊家といえば、戦の時、井伊の赤備えと呼ばれる赤で統一された甲冑を身に纏い獅子奮迅の働きで徳川四天王と呼ばれようになりました。

井伊直弼は直政から数えて15代目の当主です。

14男に生まれた彼は、後継の道から遠く、茶の湯、和歌、能楽に夢中になり、ちゃかぽんと可愛らしいあだ名を付けられていました。

この頃、幕府は大きな問題を抱えていました。

将軍後継問題です。

英邁と評判な一橋家の徳川慶喜か、正当な血筋の紀州藩主、徳川慶福か。

そしてこの問題で一番槍を上げるのが、井伊直弼なのです。

大老・井伊直弼

家定の命により、大老に就任した井伊直弼。

井伊の大老就任は、誰も予想しなかった突然の抜擢でした。

大老の器ではない、この異国との一大事に西欧諸国のことを何一つ知らず、井伊直弼が大老では天下が収まるはずがない、直弼は政に関しては子供同然、と直弼を貶める言葉が幕府内に囁かれていました。

それを偶然耳にした直弼は、自分の柄ではない、と自覚しながらも家定からの命令を無視するわけにもいきませんでした。

慶喜の側近・平岡円四郎(堤真一さん)は、直弼の大老就任の不満を慶喜にぶつけ、いい加減強情な心を改めて欲しいと慶喜の説得を続けていました。

円四郎のしつこい説得に負けた慶喜は、最後に「わかった」と口にしました。

自分の意見が通り、慶喜がやる気を見せたことに喜んだ円四郎は、さっそく水戸のご老公にお知らせを、と飛び出していったのでした。

その頃、江戸城では家定が茶会を行っていました。

傍に控えていた井伊直弼は、家定に大老の任は重すぎる、と辞退をそれとなく臭わせます。

「水戸のご老公にも嫌われ…」と言い始めると、家定はそれを遮り、斉昭は越前や薩摩と手を組み、己の息子を将軍にして、公儀を我が物にしようとしている、というのです。

亡くなった阿部正弘は、家定に何も話そうとはしませんでした。

「将軍とは名ばかりで政は全て蚊帳の外。

誰も儂のことなど見ておらぬ。

父上は、どうであったかのう。

父上が見ていたものは…。

そもそも家臣どもが世継ぎに口を挟むなど、不届きなのじゃ。

儂はもう、誰にも思うようにはさせぬ。

慶喜を世継ぎにするのは嫌じゃ。

なんとしても嫌じゃ」

それを聞いていた井伊直弼は、家定の意を汲み、紀州家の慶福を後継に推す、と宣言したのです。

幕府の老中にも同様に後継は紀州の慶福を推す、と言うのですが、堀田正睦は今の世は年長にして賢明なるお方を将軍家の長に据えることこそ急務ではないか、と反論します。

しかし直弼はそれを遮り、我らは臣として将軍の命に背くことはあってはならない、と言い募り、後継は慶福と定めたのでした。

井伊大老による、一橋派の弾圧が始まりました。

一橋派に属する者たちは、お役目替えにより閑職に追いやられてしまいました。

信頼する川路が弾圧を受けたことにより、円四郎の不満は日に日に溜まっていきました。

その一方で、井伊直弼も家臣たちが自分を軽んじ、ひどい嘲り受ける夢を見て憔悴していました。

日米修好通商条約締結・将軍後継問題

安政5年(1858年)6月19日、ハリスと交渉を重ねてきた岩瀬らは、勅許を得る前に日米修好通商条約に調印してしまいました。

これは違勅でした。

知らせを聞いた直弼は動揺しました。

斉昭はこの違勅に乗じて大老を追い落とし、松平春嶽を次なる大老にと息巻きます。

報告を受けた慶喜は、朝廷にはどのように説明したのだと尋ねます。

すると、宿継奉書(手紙)を送ったとの答えを聞き、顔色を変えました。

あまり理解できない円四郎に、慶喜は噛み砕いて説明します。

円四郎が間違ったことをして、直接謝りに来れば慶喜は許すだろうと言います。

しかし、手紙だけで軽々しく謝罪するようなら絶対に許しはしないと慶喜は言うのです。

天子様ならどうか、このような軽々しい扱いをされるなど、どれほど怒ることだろうと慶喜は怒りを顕にし、父が直弼に会う前に会う必要がある、直弼を呼ぶようにと命令しました。

しかし、呼ばれた直弼は、慶喜など斉昭の傀儡に過ぎないと甘く見て、「明朝、登城したら会う」と返答するのでした。

翌朝、慶喜は直弼に条約調印は承知していたのか、していなかったのかと尋ねます。

すると直弼は「恐れ入ります」との返事。

どちらなのかと踏み込んで聴くと、同意していたので恐れ入っている、と答えるのです。

朝廷の意に反していると知っての調印か?と尋ねると、自分もどうかと思ったが仕方なく、と言葉を濁しました。

すると慶喜は言葉を荒げ、天子様のご叡慮に反し、それをまた奉書のみにて京に伝えるとは何事だ!朝廷を軽んじるにも程がある、と激高したのです。

明日、すぐ上洛し、仕方なく不埒をしたと弁解しろ、と慶喜は命令します。

慶喜は、すぐさま上洛し朝廷に謝罪しろと強い言葉で直弼を叱り飛ばします。

すると直弼は平伏しながら、「私どもの誰かが早々に状況を知って弁解致します。どうか、どうか幾重にもお許しいただきますよう」と頭を下げ続けたのです。

慶喜は大きく頷くと、膝を着き、直弼に目を向けました。

「私に謝る事ではない。全ては徳川のためじゃ」と言いました。

驚いて顔を上げる直弼に、「お世継ぎの件はどうなったのじゃ」と問いかける慶喜。

直弼は「恐れ入り奉ります」と平伏します。

慶喜は直弼の答えから後継は紀州の慶福に決まったと判断。

それは大慶至極ではないか、と安堵の顔を見せる慶喜に、直弼はそれでいいのかと尋ねました。

慶喜は自分もいろいろ言われて案じていたが、慶福に決まって良かった、と笑顔を見せました。

先ほど場内ですれ違った慶福は、たいそう立派なようすだった、年若いが大老である直弼がしっかりと支えれば問題ない、と直弼の決断に賛同しました。

慶喜の賛同が取れたことに直弼は胸をなで下ろしたのでした。

翌日、斉昭が直弼と面会し、違勅調印について問いただすのですが、直弼はいずれ上洛し朝廷には説明する、「恐れ入ります」と答えます。

後継問題では、慶喜も納得していると答えました。

激高した斉昭が「越前を呼べ!」と叫んでも、直弼は取り合おうとはせず、そのまま立ち去ってしまいました。

その夜、慶喜は美賀君に将軍の道は無くなった、と話しました。

こうなってみるとほっとしたようなどこか淋しいような、不思議な気持ちだと零します。

自分は父をさぞがっかりさせてしまったことだろうと、慶喜は父を慮るのでした。

将軍後継が決定したと表明した日、将軍・家定が突如震えだし、倒れてしまいました。

病床に伏した家定は、傍に控えていた直弼を強い瞳で見据えると、「水戸を、越前を、皆処分せよ、慶喜もじゃ。頼むぞ、頼む、儂の願いを叶えよ」と言って気を失ったのでした。

家定の意に従い、直弼は斉昭を謹慎、松平春嶽を謹慎、斉昭の嫡男・慶篤と一橋慶喜は登城禁止を言い渡したのです。

この翌日、家定は逝去。

そしてこれが、後に言う安政の大獄が始まりでした。

円四郎の怒りは収まらず、橋本左内(小池徹平さん)も井伊の赤鬼を退治する、と息巻いています。

大橋訥庵の思誠塾でも攘夷の気風が高まり、不穏な空気が漂い始めていました。

栄一の祝言

その頃、血洗島では白い着物に身を包んだ千代が栄一の中の家を目指し行列をしていました。

歩くごとにお祝いの言葉をかけられる千代。

栄一は落ち着かない様子で部屋に座って千代の到着を待っています。

中の家の前では、市郎右衛門と(小林薫さん)とゑい(和久井映見さん)が待っていました。

到着すると、千代は尾高の親族に深々と頭を下げ、そして、ゑいに手を引かれて中の家へと導かれたのです。

それから祝宴が始まりました。

喜作はよしを伴い、惇忠に酒を注ぎにきました。

喜作はよしと結婚していたのでした。

「喜作の嫁さん?」と周囲から声がかかると「はい」と嬉しそうに笑うよし。

喜作も「尻にしかれてる気もするが、なっから可愛い嫁よ」と2人は仲睦まじい様子を見せました。

市郎右衛門が嬉しそうに祝い唄を歌う、と言うと、兄の宗助(平泉成さん)が自分が、と名乗りをあげ、まさ(朝加真由美さん)にもう3曲目と止められる始末。

「なら俺が」と喜作が手を挙げ、祝い唄を歌い始めました。

栄一も促され祝い唄に混ざり、場は盛り上がりました。

その頃、不穏な空気を纏った長七郎が街道を歩いていました。

次回、第9回「栄一と桜田門外の変」

井伊直弼により、蟄居(ちっきょ)を命じられた斉昭や慶喜は無言の抵抗を続ける。しかし、その井伊は桜田門外の変で暗殺され、斉昭も突然の死去。父の死を耳にした慶喜は慟哭(どうこく)する。一方、江戸から戻った長七郎に感化され尊王攘夷の考えに傾倒し始めた栄一は、喜作に続いて自分も江戸へ行きたいと父・市郎右衛門に懇願する。

大河ドラマ「青天を衝け」公式サイトより

井伊直弼による安政の大獄により、不穏な気配が漂い始めていました。

すっかり雰囲気が変わってしまった長七郎、何があったのでしょうか。

これまで将軍という立場を嫌い、逃げていた慶喜は、直弼からの蟄居の命令に怒りをにじませていましたね。

穏やかな慶喜の激しい怒りがひしひしと感じられ、恐ろしくなりました。

せっかく嫁が来て楽しい時期なのに、江戸から戻った長七郎に感化され、喜作も栄一も江戸に行きたいと言い出してしまいます。

桜田門外の変で直弼が暗殺され、それにより暴力による抗議活動が盛んになっていきます。

江戸の町はもちろん、穏やかだった血洗島にも不穏な空気が漂い始めてきました。

一体どうなってしまうのでしょうか。

最後に

とうとう栄一は千代にプロポーズ。

長くかかりましたね。

子供のように喜作を邪魔する姿も微笑ましかったのですが、いつまでも煮え切らない態度に苛々していたので、ようやくすっきりしました。

それにしても、喜作の男気ある行動に目を見張りました。

あれだけ千代に想いを寄せ、周りにもきちんと話し、筋を通して祝言の話が進んでいたにも関わらず、突然の横槍。

差は僅かといえど、勝負に勝ったはずの喜作。

千代の気持ちに気づき、弟分である栄一に千代を託すことを決めました。

あのシーンは素晴らしかったですね。

高良健吾さん演じる喜作の男気あふれる行動に、唯々感服しました。

その後の、よしとのシーンも面白かったですね。

よしの笑顔を見て破顔したシーンですが、ん?失恋したばかりだよね?とちょっと感じてしまいました。

でも、その切り替えの速さが喜作のいいところなんでしょうね。

ともかく、幸せそうで良かったです。

今回の江戸パートは、重い問題ばかりでした。

将軍後継問題、そして、日米修好通商条約の違勅の問題は難しいですね。

朝廷の意に逆らっての条約締結。

大問題ですよね。

冷静な慶喜がものすごく怒っていました。

それに対して、井伊直弼役の岸谷五朗さんのとぼけたような人を食ったような演技に本気で苛々させられました。

家定の哀愁もよく伝わってきました。

確かにね、自分を顧みられずに次の将軍を早く決めろと言われても、腹が立ちますよね。

史実では病弱、極端に人前に出ることを嫌っていたため、将軍としての資質を心配した家慶が次の将軍に慶喜を推したけれど、阿部正弘に反対されたため、断念、家定に決まりました。

しかし、実の子としてはやはり複雑だったでしょうね。

今回は家定の悲しみがよく伝わる回でした。

江戸に行った長七郎は随分面変りしてしまいました。

剣を持つ人特有の鋭さと荒廃した雰囲気が増したように思えます。

今回の最後でも不気味な雰囲気を纏っていましたし。

次回は、とうとう栄一も喜作も江戸に行こうとしますね。

これまで江戸パートは不穏で血なまぐさい、血洗島パートはほのぼのとした感じだったのですが、栄一たちも血なまぐさいことに巻き込まれていくのですね。

緊張感のあるシーンが続くのかと思うと、ちょっとドキドキします。

血洗島のほっこりパートで和んでいたので、これからどうなるのか気になります。

次回、第9回「栄一と桜田門外の変」、タイトルからして血なまぐさい。

一体どんな展開になるのでしょうか、ドキドキが止まりませんね。


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