61作目となる2022年大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」。
脚本は、三谷幸喜さん。
主役の北条義時を務めるのは、小栗旬さんです。
毎週日曜(総合)午後8時、(BSプレミアム、BS4K)午後6時、毎週土曜日午後1時5分から再放送が放送中です。
前回のあらすじ
母である北条政子(小池栄子さん)が用意した和歌集に夢中になる三代将軍・源実朝(柿澤勇人さん)。
実朝が一番気に入った和歌は、かつて父である源頼朝が詠んだ歌でした。
政子は、実朝の思いも歌にしてみたらどうかと提案しました。
二階堂行政の孫であるのえ(菊地凛子さん)と結婚した北条義時(小栗旬さん)。
義時が子を望んでいないと知ると、義時の前では納得したふりをして、祖父である二階堂の前で本音をぶちまけ、野心を燃やします。
元久元年(1204年)12月10日、後鳥羽上皇(尾上松也さん)の従妹にあたる千世(加藤小夏さん)が鎌倉に下向しました。
愛息・政範を失った北条時政(坂東彌十郎さん)の妻・りく(宮沢りえさん)ですが、夫の不器用な励ましにより、気力を取り戻しつつありました。
そんな中、政範と共に京に行っていた畠山重忠(中川大志さん)の息子・重保(杉田雷麟さん)は、政範は平賀朝雅(山中崇さん)に毒殺されたと報告しました。
畠山重保は平賀朝雅を問い詰めますが、平賀は白を切ります。
そして、姑であるりくに政範を殺したのは北条に恨みを持つ、畠山の仕業だと讒言したのです。
平賀の言葉を信じたりくは、夫・時政に畠山を討つよう懇願します。
りくを盲目的に信じる時政は、畠山を討つ決意をし、義時や時房(瀬戸康史さん)に協力を求めました。
平賀の讒言に惑わされているりくを危惧した義時は、政子にりくと話してほしいと頼みます。
畠山との戦を回避したい政子はりくとの対話を承知しました。
一方の畠山親子は、平賀の詮議が行われず、自分たちが政範の死に関わっていると疑いをかけられ、立腹していました。
上皇の近臣である平賀に手を出せない鎌倉方に怒りを顕にした畠山は、領地に戻ると宣言します。
抉れたら戦になると危惧する義時に、念のため戦の準備をすると明言すると畠山は鎌倉を去ったのでした。
義時の説得により、一度は畠山討伐を思いとどまった時政ですが、りくから執拗に懇願され、畠山討伐を決意してしまいます。
討伐に必要なのは、下文と実朝の花押。
りくの勢いに負け、時政は御所に向かいました。
結婚への不安を抱えた実朝は、和田義盛(横田栄治さん)のもとで息抜きをしていました。
そこで出会った歩き巫女(大竹しのぶさん)に悩みを打ち明け、助言を貰っていたのです。
その頃、御所では実朝の行方が知れず大騒ぎになっていました。
花押を貰いに来た時政は、実衣(宮澤エマさん)らに追い返されそうになりますが、隙をみて戻ってきた実朝に花押を書かせてしまったのです。
その頃、義時は武蔵国の畠山に会い、戦は回避できそうなので、鎌倉に戻り起請文を提出するよう促していました。
鎌倉に呼び寄せて討つつもりではと畠山は警戒します。
そして、もし時政と戦うことになったら、義時はどちらに付くのかと尋ねたのです。
鎌倉のためというなら、戦うべき相手はどちらなのか、と問いかけたのでした。
前回、第35回「苦い盃」を見逃した方はぜひこちらをどうぞ。
それでは、第36回「武士の鑑」のあらすじと感想です。
畠山討伐の命
畠山追討の下し文を手に入れた時政は、御家人を集めて畠山討伐を宣言しました。
畠山重忠に祖父を討ち取られた三浦一門は、ようやく祖父の敵が討てると声を上げます。
しかし、畠山重忠と長く親交のあった和田義盛は、畠山討伐に気が乗りません。
時政は、娘婿の稲毛重成(村上誠基さん)に重忠の息子・重保を呼び出すよう命じ、三浦義村と和田義盛に出てきたところを捕らえるよう命じました。
息子を人質にしてから、重忠と交渉しようという作戦です。
義村の弟・胤義は、義時にこのことを伝えなくていいのかと兄に尋ねるのですが、時政と重忠の板挟みになり苦しむだけだから、自分たちだけでやると義村は言います。
しかし、その話は時房から義時に伝わりました。
重忠には戦う意思はない、と激昂する義時。
そんな時、泰時がのえのことで伝えたいことがあると入ってきましたが、今はそれどころではない、と一蹴されてしまいました。
頼朝死後の熾烈な権力争い。
それを制した北条が全てを手に入れたかに見えました。
しかし、その力に屈しない男がいたのです。
実朝は、自分が知らぬうちに下し文を出してしまったことに後悔していました。
幼い頃からかわいがってくれた畠山を決して殺してはならないと、義時に訴えます。
三浦と和田は、稲毛に誘導された畠山重保を捕らえようと動き出しました。
兵に囲まれ動揺する重保を捕らえようとするのですが、重保は易々と捕まることを良しとせず、激しい抵抗を行い、討ち取られてしまったのです。
生かしておけと命じたはずだと時政は叱責しますが、重保の抵抗はすさまじく、討ち取ることしかできなかったと三浦と和田は訴えます。
重忠の陣
義時に促され、鎌倉に向かっていた重忠の軍勢が鎌倉の手前で止まりました。
それは、鎌倉の動きを察知して、重保の訃報を聞いたためだと義時は察します。
領地に戻れば、兵を整え鎌倉と戦をする気だと判断されますが、手勢が少ない状態でこのまま鎌倉に進めば、重忠に鎌倉と戦う意思はないと、主張する義時。
りくは、すぐに兵を差し向けるようにと語気を強めました。
そこに、畠山が動いたとの知らせが入りました。
畠山は高台に移動し、陣を構えたというのです。
そこは、鎌倉からの軍勢が見渡せる位置。
鎌倉方は、重忠が腹を括ったと悟りました。
尚も兵を出すよう喚くりくですが、畠山の強さを知る時政に「これ以上口を出すな!」と一喝されました。
義時は、父に願い出て、大将にしてほしいと訴えました。
義時が大将になったのは、畠山との戦を回避するため。
出陣前、政子に報告する義時。
政子は、本当に畠山が謀反を企んでいたのかと訝しみます。
義時は、それは時政が言っているだけ、と言うと、政子に「いずれ腹を決めて頂くことになるかもしれません」と訴えます。
「政を正しく導くことができぬ者が上に立つ、あってはならないことです。その時は、誰かが正さねばなりません」と言うのです。
何をするつもりなのかと焦る政子に、義時は「これまでと同じことをするだけです」と答えるのでした。
義時の陣では軍議が行われていました。
皆、畠山の戦いはよく知っており、畠山の強さを知り尽くしています。
腹を括った畠山は、引くことなど考えず、誇りのため、暴れるだけ暴れて名を残すつもりなのだと察していました。
畠山との戦を回避したい義時は、重忠を説得する必要があると言い、その役は自分がやると和田が名乗りを上げます。
まっすぐな和田の言葉の方が響くかもしれないと、義村も頷き、説得役は和田が務めることになりました。
その頃、御所では足立遠元(大野泰広さん)が政子に「執権殿が恐ろしい」と訴えていました。
武蔵の国を手に入れるため、自分と畠山が邪魔なのだと訴える足立。
政子は、足立に国元に戻るよう促しました。
和田は、たった一人で畠山の陣に出向き、重忠と会いました。
「自棄になるな」という和田に、重忠は「筋を通しているだけ」と答えます。
「今の鎌倉は、北条のやりたい放題。武蔵を我が物にし、息子には身に覚えのない罪を着せ、騙し討ちにした。私も小四郎殿の言葉を信じてこのざまだ。戦など誰がしたいと思うか!ここで退けば畠山は北条に屈した臆病者として誹りを受けます。最後の1人になるまで戦い抜き、畠山の名を歴史に刻むことに致しました。もはや今の鎌倉で生きるつもりはない。命を惜しんで泥水をすすっては末代までの恥」
和田は、「その心意気あっぱれ。後は戦で勝負しよう」と力の限り全力で戦い抜こうと誓い合ったのでした。
重忠との戦い
報告を受けた義時は、重忠を討つ決意を固めました。
「これより、謀反人・畠山次郎重忠、討ち取る」と宣言した義時。
命を懸けた重忠は、視野が狭くなっているため、まっすぐに突っ込んでくると和田は言い、その側面を自分が突く、と主張しました。
しかし、和田の考えは、冷静な重忠に見破られていました。
高台から鎌倉の布陣を一瞥した重忠は、和田隊がいないことに気づきます。
予想通り、和田は横から攻めてくると確信した重忠は、別動隊を用意し、和田隊の背後をつきます。
御所では、実朝が不穏な気配を感じていました。
側近の三善康信は、兵力差があるから大丈夫だと実朝を宥めるのですが、守り役の八田知家(市原隼人さん)は、異を唱えます。
今、御家人たちは、畠山の潔白を信じ始めています。
この戦、どう転ぶかわからない、という八田。
戦上手の畠山は、兵力的に圧倒的な不利の中で、その強さを見せつけていきます。
大将である義時に向かって真っすぐ進んできた重忠ですが、義時と目線を合わせると、そのまま馬を嫡男・泰時の方に向かわせました。
それを見て、義時は慌てて重忠を追いかけます。
泰時に向かって攻撃を加えようとしたその時、義時が到着しました。
重忠は、義時が出てくるよう誘っていたのです。
義時に向かって馬を走らせる重忠。
義時も重忠に向かっていきます。
激しく刃を交わすと、義時の剣は折れてしまいます。
義時は兜を脱ぎ、身軽になると、剣を構え、再び畠山に向かって馬を走らせました。
義時に応戦する重忠に向かって、飛び掛かる義時。
その衝撃で2人は落馬しました。
見守っていた鎌倉勢は、落馬した2人を取り囲み、今にも斬りかかりそうになっています。
そこに到着した三浦義村が「手を出すな!誰も手を出してはならぬ!」と兵を制止します。
2人は、鎌倉方の兵たちに取り囲まれながら、激しい殴り合いとなりました。
殴り合いは重忠優勢で、義時は一方的に殴られ続けています。
倒れこんだ義時は、落ちていた小刀を拾おうとしますが、重忠に腕を踏みつけられてしまいます。
それでもそれを振り払い、小刀を拾った義時は、倒れた重忠の首に小刀を突きつけます。
押し付けられた小刀を押しのけ、逆に義時に馬乗りになった重忠は、義時の顔面を殴りつけ、咆哮を上げ小刀を振り上げました。
義時は己の死を覚悟し、目を閉じます。
渾身の力を振るい、重忠は義時に小刀を振り下ろしました。
しかし、その刃は義時に刺さることはなく、義時の顔の横に突き刺さったのです。
重忠は「ふっ」と笑って立ち上がると、ふらふらになりながら、馬に跨り、去っていきました。
命を永らえた義時は、その場から動けず、涙を流し唇を震わせていました。
取り囲んでいた鎌倉方も、その戦いの一部始終を見守っていました。
戦いの後
戦は、夕方には終わりました。
時政は、実朝に戦勝報告を行いました。
重忠は、手負いの所を愛甲三季隆が射止めました。
その報告に実朝は表情を歪めながらも、「ご苦労であった」と声をかけたのでした。
満身創痍の義時は重忠の首桶を持ち、時政の前に座りました。
「次郎は決して逃げようとしなかった。逃げるいわれがなかったからです。所領に戻って兵を集めることもしなかった。戦ういわれがなかったからです。次郎がしたのは、ただ、己の誇りを守ることのみ。検めて頂きたい、あなたの目で。執権を続けていくのであれば、あなたは見るべきだ!父上!」と義時は首桶を差し出し訴えました。
しかし、時政は嫌そうに顔を背け、そのまま立ち去ったのでした。
大江広元は、執権殿は強引過ぎた、と呟きました。
御家人たちの時政への信頼は失われつつあります。
これを防ぐためには、誰かに罪を被ってもらわなければなりません。
義時は、稲毛重成に罪を押し付けることを提案しました。
当初、時政は気が進まない様子を見せましたが、自分に火の粉が降りかかると言われると、稲毛に死んでもらうしかないか、と納得します。
不当に捕らえられた稲毛は、時政を呼んで欲しいと訴えますが、時政は最後まで稲毛の前に姿を現しませんでした。
時房は、稲毛の死は理不尽だと義時に訴えるのですが、義時はそれが狙いだったと打ち明けます。
稲毛を見殺しにした時政への信頼は無くなります。
義時はそれを狙っていたのでした。
そして稲毛は三浦義村により処刑されたのです。
りくは時政にしな垂れかかり、ようやく政範の敵が討てたと喜びます。
これからは、重成の分も時政に長生きしてもらうのだと大喜びです。
武蔵守の座は時政の物、畠山の所領も全て頂いてしまいましょうと笑うのです。
しかし時政は、畠山の所領は功があった者に分配するのだと言います。
皆の喜ぶ顔を見ると心が和む、と時政も笑ったのでした。
義時の狙い
しかし、大江と義時は、畠山領の分配は政子に差配してもらおうと考えていました。
自分が差配しては政治が混乱する、と固辞する政子ですが、もう既に混乱している、と義時は政子に頼むのです。
渋々頷いた政子。
立ち去ろうとする義時に、稲毛を殺せと命じたのはあなたですか、と政子は声を掛けました。
「命じたのは執権殿です」と答えた義時。
なぜ止めなかったのかと追及されると、自分がそうするようにと勧めたから、と義時は答えたのです。
「これで執権殿は御家人たちの信を失いました。執権殿がおられる限り、鎌倉はいずれ立ちいかなくなります。此度のことは父上に政から退いて頂くための初めの一歩。重成殿はそのための捨て石」と言い切ったのです。
「小四郎…。恐ろしい人になりましたね」という政子に、「全て頼朝様に教えて頂いたことです」と義時は言ったのでした。
時政を追いやった後、義時が執権になるのかと政子は問い質しますが、自分が執権になれば、そのために父を追いやったと思われてしまう、と義時は言います。
「わたくしが引き受けるしかなさそうですね」という政子に、「鎌倉殿が十分にご成長なさるまでの間です」と義時は答えたのです。
周りが口を出し過ぎて、頼家の二の舞になるようなことだけは避けて欲しいと、政子は訴えるのでした。
政子が恩賞を行うことに、実衣は反発します。
しかし、今回のことで負い目がある実朝は、母に任せると納得します。
そして、自分は未熟だ、と反省したのでした。
時政のもとに大量の御家人が名を連ねた訴状が届けられました。
その数は、梶原景時の時の比ではないほど、大量です。
時政は「小四郎、嵌めやがったな」と唸ります。
しかし、その訴状をなかったことにできると義時は言います。
ただし、しばらくの間、大人しくして頂く、と言う義時に、恩賞の沙汰はやらせてもらう、と主張する時政ですが、義時は首を横に振りました。
「全てご自分のまかれた種とお考え下さい」という義時に、豪快に笑いかけると「やりおったな、見事だ」と時政は言ったのでした。
そうして7月8日、政子の采配により勲功のあった御家人に恩賞が与えられました。
りくの怒りは爆発し、時政もまた怒りを顕にするのでした。
次回、第37回「オンベレブンビンバ」
政子(小池栄子)、大江広元(栗原英雄)らと新体制を始動させた義時(小栗旬)は、泰時(坂口健太郎)を自身のそばに置き、強い覚悟で父・北条時政(坂東彌十郎)と向き合う。一方、時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりく(宮沢りえ)は、娘婿・平賀朝雅(山中崇)を担いで対抗することを画策。三浦義村(山本耕史)を誘い、反撃ののろしを上げる。北条家内の対立が激化する中、源実朝(柿澤勇人)は和田義盛(横田栄司)のもとへ……
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」公式サイトより
畠山討伐、稲毛重成の処刑により御家人の信頼を失った時政を政治の場から追い出すべく、義時が奮闘します。
本当に鎌倉を思うのなら何をすべきなのか、義時は父と対峙する決意を固めたのです。
しかし、それを面白く思わないりくは新たな策略を巡らし、火種をまき散らすのです。
宮沢りえさん演じるりくの業の深さ、とはどれほどのものなのでしょうね。
時政を掌で転がし、策略を巡らすりく。
それにより事態はどんどん悪い方向に進んでいきます。
時政は一体どうなってしまうのでしょうか。
担ぎ出された平賀の末路も気になるところです。
次回、第37回「オンベレブンビンバ」、謎の副題の意味も気になるところですね。
最後に
とうとう畠山重忠の乱が起こってしまいました。
武士の鑑と言われた畠山重忠の退場、ただただ悲しいです。
中川大志さん演じる畠山重忠は、強い自己主張をする人物ではありませんでしたが、強い芯を持ち武士の鑑と言われるほど実直な人物でした。
見栄えもよく、すっと伸びた背筋はとてもかっこよかったですよね。
頼朝にも厚い信頼を受け、誰に対しても誠実、清廉潔白な武士・畠山重忠。
宮沢りえさん演じるりくの怒りを買ってしまったがために、滅ぼされてしまいました。
このドラマ内では、コミカルな場面を見ることも多く、緊張の多いこのドラマの中で、癒し的な存在でした。
見栄えがいい、と言われて「やはり…」と真顔で頷く場面や、音楽に対する拘りを見せたこともありましたね。
穏やかな人柄でありつつ、戦となると勇猛果敢に戦う重忠。
今回のラストシーンは本当に見ごたえがありました。
あの時代、殴り合いはほとんど行われなかったそうですが、小栗旬さん演じる北条義時と一騎打ちを行い、激しい殴り合いを見せてくれました。
あの拳一発一発に重忠の激しい思いやメッセージが込められているのをひしひしと感じました。
公式サイトのインタビューでも語られていましたが、あの戦いは、重忠のまっすぐな生き方そのままの素晴らしい戦いだったと感動しました。
義時に止めを刺さず、立ち去る姿は、やり切った感に溢れていましたね。
自分のやるべきことはやった、という潔さが鮮明に表現されていました。
義時も重忠に打ちのめされて、少しは覚悟が決まったでしょうかね。
横田栄治さん演じる和田義盛との関係もほっこりしました。
当初はあれだけいがみ合っていたのに、というか、和田の方が一方的に敵視していただけですが…。
最後の方では互いに信頼しあい、互いのことなら何でも分かるようになっていたのが素晴らしかったです。
そして、とうとう北条時政の失墜が近づいてきました。
りくはまだまだ策略を巡らせ、再起を図るようですが、それによりまたまた大変なことが起こってしまいます。
宮沢りえさん演じるりくは、本当に恐ろしい女性ですよね。
かつては梶原善さん演じる善児が登場すると恐ろしいと感じていましたが、今はりくの笑顔が恐ろしいです。
さて次回、第37回「オンベレブンビンバ」では、義時が時政と強い姿勢で向き合うことになります。
りくの策略を受けて、時政がどうなってしまうのか、義時や政子はどう動くのか、見どころ満載ですね。