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どうする家康 第17回「三方ヶ原合戦」のあらすじと感想

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嵐の松本潤さん主演の2023年大河ドラマ「どうする家康」。

脚本は、稀代のストーリーテラー・古沢良太さんです。

毎週日曜BSプレミアム午後6時~、NHK総合午後8時~放送されます。

徳川家康の生涯を新たな視点で描く、スピード感溢れる波乱万丈の戦国エンターテインメント。

こちらでは、大河ドラマ「どうする家康」のあらすじ、ネタバレ、感想をお届けします。

さて、第17回「三方ヶ原合戦」では、家康最大の危機の1つ、武田信玄との直接対決、三方ヶ原合戦が描かれます。

勢いに乗り攻めてくる武田との戦いに、家康が下す決断とは一体どんなものなのでしょうか。

籠城か、討って出るべきなのか。

家康の揺れる胸の内は、どのように描かれるのでしょうか。

目次

前回のあらすじ

徳川家康(松本潤さん)の浜松城入城を祝っての舞の中、踊り手の1人が家康に斬りかかってきました。

本多忠勝(山田裕貴さん)や、榊原康政(杉野遥亮さん)の防衛網を掻い潜り家康へと突進してきた刺客でしたが、家康は幸いにも掠り傷で済みました。

後に捕らえたその刺客は、遠江に住む井伊虎松(板垣李光人さん)と名乗り、家康は遠江の疫病神だと罵ります。

家康は、虎松の姿を今の遠江の民の言葉と受け止め、今後、虎松が敵となるか味方となるかは、自分の行い次第、と言い、虎松を放免したのでした。

虎松の言葉は、武田が遠江の調略を進めている証拠でした。

このままでは遠江は武田に切り取られると不安になる家康。

信長から、信玄だけは怒らせるなと言い含められている家康は、頭を悩ませるのでした。

奥三河の三家が武田に寝返ったとの報告を受けた家康は、内密に越後に書状を送ることにしました。

越後の上杉は武田と敵対関係にあります。

そこに書状を送ることは、武田との絶縁を意味していました。

武田の怒りを買わないように、内密に事を進めようとしましたが、武田の歩き巫女により使者は捕らえられ、密書は奪われてしまいました。

武田の怒りを買った家康は動揺します。

武田との同盟の折、甲斐に人質として送られた家康の義弟・源三郎の安否が気になるということで、家康は甲斐に服部半蔵(山田孝之さん)を潜入させました。

そこには、痛めつけられ弱っている源三郎の姿が。

家康は源三郎の救出を半蔵に命じました。

無事、源三郎を救出しましたが、源三郎は寒さにより酷い怪我を負ってしまいました。

意識が戻った源三郎は、信玄(阿部寛さん)から家康への言伝を預かっていました。

それは、弱き主君は害悪、生き延びたければ武田に下れ、ということでした。

源三郎救出作戦は武田に知られており、信玄は敢えて源三郎を逃がしたのです。

信玄の言葉を聞いた家康は、家臣に相談します。

各々で判断していいという家康の言葉に、家臣たちは各々好き勝手に言い合います。

しかし、家臣たちの本心は、武田と戦うということで一致していたのです。

家臣たちの気持ちを受け取った家康は、武田との決戦を決意したのでした。

そして武田信玄は、敵を織田信長と定め、その前に家康を滅ぼすべく甲斐を発ったのです。

前回、第16回「信玄を怒らせるな」を見逃した方はぜひこちらをどうぞ。

それでは第17回「三方ヶ原合戦」のあらすじと感想です。

武田の進軍

浜松を目指し出陣した武田軍。

元亀3年(1572年)10月3日のことでした。

三河の各地から兵たちが集まってきました。

遠江・浜松城の家康は木造を彫って、気を静めます。

岡崎の信康(細田佳央太さん)も父の決断を聞き、出陣の決意を固めます。

浜松に集まった武将たちを前に、家康は「この地を守り抜き、武田信玄に勝つ、今こそ、我らが桶狭間をなす時ぞ!」と鬨の声を上げたのでした。

10月10日、田峯城、作手城、長篠城は既に落とされ、他方から一度に攻められた家康の所領は徐々に信玄に落とされていきます。

3日に1つは攻め落とすという恐るべき速さで武田勢は攻め込んできていました。

侵略すること火の如く、まさにその通りの戦です。

駿河から、高天神城に向かう敵勢ありとの報告が上がり、家康は思案します。

武田勢の侵攻開始からおよそ20日、難攻不落と言われた高天神が武田の手に落ちました。

次は見付城。

見付を取られてしまえば、もはや武田は浜松の目と鼻の先になってしまいます。

本多勢が物見に出張っていました。

忠勝に体の心配をされた本多忠真(波岡一喜さん)は、まだ弓の腕は落ちていない、と構えた先には赤備えの集団がいたのです。

本多忠勝は、武田勢屈指の名将・山県昌景(橋本さとしさん)と一言坂にて、戦闘となりましたが、何とか退け、浜松まで帰ってきました。

返り血で顔を真っ赤にしながら、忠勝は掠り傷1つ負っていない、と言い切るのでした。

僅かひと月の間に、家康の浜松城は今にも包囲されようとしていました。

信長の判断

11月7日、見付、匂坂が落城、敵は二俣城に向かっていました。

織田に加勢を願う家康ですが、信長からの加勢がなかなか来ません。

水野信元(寺島進さん)が使者としてやってきましたが、信長は今、浅井朝倉との戦闘で加勢を送る余裕はないと言います。

この浜松で武田を食い止めよ、という信長の言葉を伝えた信元に、家康は信長に鷹狩をしようと伝えよと命じたのです。

2日後、信長は家康の誘いにより鷹狩の場へとやってきました。

家康は、信玄の狙いは信長だと断言します。

どうする、策を申せ、という信長に、「策は桶狭間、エサは家康」と答えます。

それしか手はない、という家康に信長は同意。

織田の戦はひと月はかかると言います。

5千貸して欲しいという家康の願いは3千に引き下げられてしまいます。

家康は、「徳川と織田は一蓮托生であるということをどうかお忘れなく」と悲壮な表情で訴えます。

「死にそうな顔した大将には誰もついてこんぞ、楽しめ、一世一代の大勝負を」と言うと家康の手を自分の肩に乗せ、家康の首を抱きかかえるようにすると、「俺とお前は一心同体、ずっとそう思っておる、信玄を止めろ、俺は必ず行く」と信長は家康を励ましたのでした。

弱い心

家康は築山にいる瀬名の元を訪れました。

一目会っておきたかった、と2人の時間を過ごす家康。

瀬名は、虫も殺せぬ嫡男・信康の成長が嬉しくもあり、寂しく感じていると零します。

どうして戦は無くならないのかと瀬名は嘆きます。

「この乱世、弱さは害悪じゃ」と自嘲するように呟く家康。

木彫りの兎を瀬名に渡すと「これは儂の弱い心じゃ、ここに置いていく、持っていてくれ」と頼みます。

「瀬名、そなたは何があっても強く生きろ、ここは誠に夢のような場所じゃ。ここには指一本触れさせん」

「殿、いつか必ず取りに来てくださいませ。殿の弱くて優しいお心を。瀬名はその日を待っております」

家康はその言葉をかみしめると、戦場へと戻っていったのです。

作戦

浜松城に佐久間信盛、水野信元の織田勢3千の加勢が到着しました。

武田は悉く徳川の城を落とし、残すは浜松のみ。

その速さに驚きはするものの、ここまでは予想通りです。

家臣たちはこれからの作戦を確認していきます。

徳川は浜松でひと月籠城、武田を引きつけます。

そこで徳川勢は、織田と動きを1つにします。

織田はひと月で浅井朝倉との戦いにかたを付け、西方の敵を取り除きます。

すると織田の本軍が電光石火の如く浜松に駆け付け、武田の背後をつきます。

時を同じくして、岡崎の信康も立ちあがります。

3千の兵を持って浜松に向かい、武田の退路を悉く断ちます。

そうして浜松の家康が討って出て、武田を挟み撃ちにし、劣勢をひっくり返そうという作戦です。

武田の動き

12月22日、天竜川付近に武田勢が押し寄せてきました。

浜松城から武田の赤備えの兵がよく見えます。

浜松城付近に立ち止まった武田信玄は勝頼に武田の全ての兵法を見せよ、と言います。

「あそこに敵の大将がいる、わが身をそこに置き、その者となってみよ、その大将はひ弱で臆病、されど、己の弱さを知る、賢い若造じゃ、見えるであろう、家康の姿が」

信玄は采配を振り下ろしました。

武田軍が動き始めます。

忠勝が持ち場に付こうとしますが家康がそれを止めます。

武田は浜松を通り過ぎようとしていたのです。

呆然とする徳川勢。

素通りする武田勢に家康は「かかってこい」と叫びます。

しかし信玄は悠然と歩き続けます。

勝頼は、家康はこれからどうするでしょう、と信玄に問います。

信玄は、「まずは家臣一同、揉めるであろうな」と答えたのです。

信玄の言葉通り、徳川家臣たちは浜松はいらないのか、狙いは信長だけなのかと紛糾します。

その頃、慌てて逃げようとする遠江の民は武田の歩き巫女たちに、徳川は武田が怖くて武田を素通りさせた、と聞かされていました。

千代(古川琴音さん)たちは、徳川は遠江を武田にくれてやる気だと言いふらしたのです。

遠江の民は、なんと情けない殿だと家康に失望したのです。

それを聞いていた井伊虎松は顔色を変えました。

徳川の陣営では、酒井忠次が落ち着いて考えようと皆を諭していました。

この戦の成り行きは、遠江の民が見ている、そのまま素通りさせたらいい笑いもの、もはや誰も徳川についてこないだろう、と言います。

佐久間や水野は、信長の命は籠城だと動こうとしません。

しかしこのまま岐阜に行かせてしまっては切腹もの。

岐阜の前には三河・岡崎もあります。

信玄は容易く岡崎を落とすと石川数正は断言します。

遠江の民も家康を見限るでしょう。

しかし、武田勢は強い、討って出れば必ず負けてしまうと忠勝は危惧するのです。

作戦を見破られた今、籠城している意味はない、岡崎を守るためにも早く討って出ようとする徳川勢と、信長の言いつけ通り籠城するという織田勢の間で、議論が紛糾していました。

決断を迫られた家康は、悩みます。

そして、「我らが武田に勝る点があるとすれば1つ、この地についてじゃ」と言ったのです。

夏目広次(甲本雅裕さん)はその言葉に奮起し、武田の進む先、三方ヶ原の説明を行います。

さらにその先は細い崖路になっており、武田の後ろから付くことができればかなりの兵を減らすことができる、と考えたのです。

この策があれば、我らにも勝機がある、と側近たちは言います。

家康はその言葉に背中を押され、ただちに武田を追い、後ろから追い落とす、と出陣を命じたのです。

「信玄を逃がすな」と徳川勢は怒涛の勢いで進軍します。

そして、とうとう武田勢に追い付いた時、武田勢は家康に対する布陣を完璧に整えて待ち構えていたのです。

「勝者はまず勝ちて、しかる後に戦いを求める、敗者はまず戦いて、しかる後に勝ちを求める。わっぱよ、戦は勝ってから始めるものじゃ」と信玄は笑いました。

信玄は狼狽する徳川勢に向けて、「かかれ」と采配を振り下ろしました。

夕刻、岡崎では、家康が信玄と戦い破れたとの知らせが入りました。

戦場を見に来た虎松は、武田勢の鬨の声を聞き、喜ぶ姿と、多大な損害を受けた徳川勢の多くの躯、そして晒された金陀美具足の遺体を見て呆然とするのでした。

次回、第18回「真・三方ヶ原合戦」

金陀美具足の遺体が信玄(阿部寛)のもとに届けられると、家康(松本潤)討ち死にの知らせは全国に広まった。瀬名(有村架純)は動転しつつも、籠城戦への備えを家中に伝え、信長(岡田准一)は武田との決戦を覚悟する。勝頼(眞栄田郷敦)たちは浜松城に攻め込むが、酒井忠次(大森南朋)の機転で徳川軍は難を逃れた。浜松を後にして西に兵を進めた信玄だが、体の異変に襲われていた。そんな中、徳川家臣団の前にある男が現れる。

NHK大河ドラマ「どうする家康」公式サイトより

金陀美具足を付けた遺体が武田勢に運ばれて行きました。

家康の生死が分からず、徳川勢は狼狽しています。

信長は天下を取る決意を固め、武田との一戦を覚悟します。

家康の特徴的な鎧を付けた遺体が運ばれるところは衝撃でしたが、家康は一体どこへ行ってしまったのでしょうか。

次回、第18回「真・三方ヶ原合戦」、三方ヶ原合戦の真実が描かれる次回。

誰が家康の身代わりになったのか、気にかかります。

最後に

三方ヶ原一面に広がった武田の陣営、迫力がありましたね。

魚鱗の陣が美しく広がった様は圧倒的でした。

策を考え抜いて追い付いた先にいたのは、完璧に陣を整えた武田の軍勢。

あの時の家康の呆然とした表情は、説得力がありました。

武田の軍勢の速さ、強さは計り知れず、徳川勢はあっという間に浜松を残すのみとなってしまいました。

その間、阿部寛さん演じる武田信玄は全てを見通しているようで、本当に神がかっていましたね。

細部にまで細工を行きわたらせ、まさに横綱相撲。

家康がどんなに考えても後手に回る、全てにおいて勝っていると感じさせる強さでした。

しかし、徳川家臣団の絆、纏まりは見事でしたね。

圧倒的な武田に対し、少しも怯むことなく果敢に挑む姿は素晴らしかったです。

戦に行く前に、各家でのエピソードが胸に刺さりました。

飄々としているリリー・フランキーさん演じる久松長家と松嶋菜々子さん演じる於大のシーン、そして、酒浸りの叔父を心配する本多家のエピソード。

それから、酒井忠次と妻・登与の吉田城での別れのシーン。

家臣たちが覚悟を決めて武田との決戦に臨む姿が表現されていて、切なくなるシーンでした。

弱い心を妻に渡す家康のシーンも素敵でしたね。

瀬名には弱弱しい姿を見せていた家康でしたが、瀬名の言葉を聞いて、苦しい表情を浮かべた松本潤さん演じる家康の姿は、弱弱しい姿とは全く違う、凛々しい力強い姿でした。

生意気そうな態度を崩さなかった板垣李光人さん演じる井伊虎松が、顔色を変えて戦を見に行き、金陀美具足を付けた遺体を見て呆然としていました。

前回の家康とのやり取りで、家康の行動を見極めようとしていたのでしょうか。

家康のことを少しは見直していたのでしょうか。

呆然とした表情は見事でした。

もう、気持ち的には徳川の人のようでしたね。

そして、やはり驚いたのは金陀美具足を付けた遺体の正体です。

史実と照らし合わせ、予告を見て、この人が家康の身代わりとなったのではないかと予測は付きますが、この「どうする家康」ではどのようにするのでしょうか。

三方ヶ原の戦いでは多くの徳川方の武将が亡くなりました。

武田軍200に対して、徳川軍は2千の死者を出しました。

どれだけ武田が圧倒的だったか分かります。

次回、第18回「真・三方ヶ原合戦」ではその真実が明かされるわけですね。

三方ヶ原の真実、どのようなことがあったのか、待ち遠しいです。

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